Suicide Network System
はじめての言葉は、ありふれていて
その後は空漠で埋め尽くされ
無数の顔と音 無造作な言葉たち
どこか心の中で思う
お前たちは詩人にはなれないと
あまりにもくだらない
そう思う自分が一番薄っぺらで
魔術師は教えてはくれなかった
深すぎる驕りの海
息を吐き尽して死んだ
ファランクスの中央に坐す
愚かで乱雑な生命体
命令を聞き逃したばっかりに
はぐれた僕は槍の先
逃げられるわけもなく死んだ
終わりの言葉は、何もなく
その前も、何もなく
無数の目と口 鎖された両足
どこにも逃げ場はない
追い詰められたのは僕だったようだ
__さんが退出しました
嘘をつかないでおくれ
お前は最初からここにいなかったくせに