キャットストリーム♪ #10
タイトル名からお察し下さった方もいると思いますが、本家「ジェットストリーム」は感動的な音楽と饒舌な詩の如き語りで癒される番組です。
では、もしもそんな本家に対し真逆の方向で勝負するラジオ番組があったとしたら??
多分、こんな感じのポップで笑いがこみ上げてくる番組ではないでしょうか。
キャットストリーム♪ #10
この番組は本家ジェットストリームとは180度思考と指向を変え、ポップな音楽とともにリスナーの皆様からの投稿をもとに、ソフトなトークをお届けします。
もっとも、これは言語媒体ですので音楽は皆様のプレイリストからチョイスしてください。
皆さんこんばんは~。
今夜のキャットストリームは、記念すべき第十回放送を迎えました!
いつもだったら、みなさんからのメールを紹介していく流れなんですが……
今日はちょっとだけ、「おめでとう」のメッセージを頂きましたので、紹介させて下さい。
ラジオネーム「真夜中深夜」さん。
「こんばんは。真夜中深夜です。 初回放送でメールを読んで頂き、ありがとうございました。 ラジオ番組への投稿自体初めてで、読んでもらえたこの番組はとても思い入れが深いです。 最終回まで聞きます! 今回で第十回放送、おめでとうございます。 これからも面白いエピソードを添えてメールしますので、どうぞ御贔屓に!」
ゴーストライター疑惑のあった真夜中深夜さんですが、実は第二回放送以降もメールを頂いていました。 もうすっかり常連さん!
他にも、ラジオネーム「ソユーズ」さん、「リアス式海岸から愛を込めて」さん、「スコア88」さん……
「追伸 先週末のゴルフコンペで、人生初のスコア80切りを達成しました!」
おぉ、スコア88さん、おめでとうございます! これを機にラジオネーム変えちゃいます?(笑)
いやぁ~、本当にたくさんの方々からお祝いのメッセージを頂き、ありがとうございます。 毎回楽しく聴いてもらえる様、これからもスタッフ一同精一杯、番組を作っていきます!
さて、そんなキャットストリーム#10ですが、今回のキーワードは「キャリアアップ」です。 節目となる回だけあってか、非常に多くのメールを頂きました。
では、私の心を打つエピソードをくれた方を紹介します。
ラジオネーム「ベルジィ」さんから頂きました。
「初投稿です、どうぞお気遣いなく呼び捨てでお願いします。」
初投稿、ありがとうございます。 お言葉に甘えて「ベルジィ」と呼ばせて頂きます。
「私は某食品関連の会社で、日々の食卓に並ぶ商品を開発しています。 今では開発チームのマネージャー的な役割を担っていますが、入社して間もない頃は、毎晩遅くまで様々なレシピを試し、より良い商品が作れないか日々挑戦していました。
自分達が、手塩にかけて作った試作品が、社内の厳しい審査を経て商品化し、お店で並んでいるのを見たときは、実に感慨深く、そして達成感があります。 不景気で厳しい今の世の中ですが、部下達にも同じ達成感を味わってほしいと、陰ながら応援しています。
とは言え出世した代償と言えばそれまでですが、自分自身が試作をする機会は皆無になりました。 入社間もない頃、心を燃やした『探求心』のようなものを失ってしまい、仕事にあまり身が入らなく悶々とした毎日を過ごしておりました。
そんなある日、背中を丸くしていた私を見かねてか、妻はこう言ったのです。
『あなたは、立派に出世して私たちを養ってくれた。 でも、出世したことで、何かやり残したことがあるのよね?』
---私は、その時、ハっと気が付きました。
(今まで世の中に出ることのなかったレシピ達を愛していたということに)
会社で失敗作と烙印を押され、世の中に出ることのなかったレシピ達。 彼らは決して劣っていた訳ではないんだ。 採算が合うか合わないか、その一線を越えられずに葬られただけなのだ。
だから、私はそんなレシピ達をたとえ親バカと言われても、愛でたい。 そして……
それから程なくして、私は役員へ辞表を提出しました。 これまでの貯金と退職金をつぎ込み、独立して店を出す道を選んだのです。 愛おしいレシピ達を自分の手で再現し、一人でも多くの人の笑顔を見たい、ただそれだけの為に」
おぉ~! これは感動的なエピソード、ありがとうございます!
すごいな~職人さんっていう感じがバンバン伝わってくるよ! 自分の全てを掛けて、お客様に喜んでもらいたいっていう一心で独立するんでしょう? もう大英断じゃないですか!
ベルジィ、お店出来たら是非メッセージ下さい! キャットストリームを聴いているリスナーみんな食べに行けぃ~!(笑)
なんと、就職活動を終えたという大学生からメールを頂きました。 ラジオネーム「ナポリン」さん、メールありがとう。
「こんばんは。 来年大学を卒業し、新社会人となる『ナポリン』です。 因みに『リアス式海岸から愛を込めて』というラジオネームで投稿しているのは、私の父です」
親子で聴いてもらえているなんて、感激です!
第三回放送で読ませて頂いた、ラジオネーム『リアス式海岸から愛を込めて』さん、お子さんがいらっしゃたんですね~ もしや、あの手紙を書いた彼女がお嫁さんなのかな?
「もう最初の挨拶で答えを書いてしまいましたが、無事就職することが出来たのが、私にとってのキャリアアップです。 正確には内定をもらえたっていうところなんですけどね~。
就活が上手くいかなかった頃、何度もエントリーシートの時点でお祈りをもらいました。 自分のアルバイト経験やサークル活動での経験が何も意味がなかったのかと、選考で落とされ続けることで、本当に自信が無くなり卑屈になり、負のスパイラルに陥っていました。
でも、私がしょげると、両親をはじめ色んな人が励ましてくれました。 特に親友の『シトロン』はいつも真っ先に私を励ましてくれ、何とか最終面接までこぎ着けることが出来たのです。 同じ日程でシトロンも最終面接が決まり、お互いのラッキーアイテムを考えてプレゼントしようと、一緒にショッピングに行きました。
シトロンはアパレル関係への就職を希望していたので、最終面接が私服で臨むらしく、コーディネートの一つとして使ってもらえたらなぁ~ ということで、「リボン」を贈りました。
一方、シトロンはというと、『手帳』をプレゼントしてくれました。 (まだ来年まで随分と時間があるのに……)
そしてお互いに最終面接を終え、シトロンは無事に内定が決まりました。
私は一週間以内に連絡がもらえるはずの選考結果を待っていましたが、とうとう最後の日を迎えました。
(今回もやっぱりダメだったか……)
そんな風にしょげかけた時、なんと採用の電話が鳴ったのです!
今までの苦労が報われた気がして、嬉しくて、涙が止まらなくて、すぐにシトロンに電話しました。
『受かったよ! 私、やったよ! 今まで、助けてくれて、本当にありがとうね。』
その後、両親や大学の教授へも内定をもらえたことを報告し、無事に卒業出来るよう、単位を落とさないように必死に勉強しています。
卒業すれば、毎日のように会っているシトロンと会えなくなるのは、とても寂しいですが、残り少ない大学生活の最終ページまで走り続けます!」
ナポリンさん、シトロンさんも内定おめでとうございます! お二人とも凄い、頑張ったんだもんね。 そうやって頑張ったのは、きっと誰かが見ているんだよ~ ナポリンさんの相手を思う姿勢というか、心遣いの良さっていうのは、間違いなく社会人になっても光るものだから、大切にしていってね。
それと、やっぱり卒業が間近になると、毎日のように顔をあわせている友達と、もう滅多に会えなくなるのかな? って感じると寂しいよね、分かります。
シトロンさんがプレゼントしてくれた手帳って、もしかして『来年別々の進路に進むことになっても、予定を合わせて、また会おうよ?』っていう、シトロンさんなりのナポリンさんへのメッセージだったのかな?
……なんて、深読みし過ぎかな~?
お二人とも、残り少ない大学生活を精一杯送ってね。 そして来年の春は、飛躍して下さい!
さて、番組もエンディングのお時間が近づいて来ました。
今回もリスナーの皆さんからもらったメール、全て紹介しきれなくって、ゴメンナサイ。
次回、キャットストリーム#11のキーワードは「ホーム」です。 皆さんの「ホーム」にまつわるエピソードをドシドシメール下さい。 お待ちしております。
一体どんなホームにまつわるエピソードが届くのか、今から楽しみです。
それでは本日は、この曲とともにお別れです。
北海道札幌市出身のアーティスト……
前回は「大黒摩季」さんでしたが、今回は違います。
Air-Gでパーソナリティも務めていらっしゃいます。
「KOTOKO」さんで、『421-a will-』
♪♪
「夢は始まったばかり」…… この番組もまだまだ、始まったばかり。
それでは、皆さんまた次回放送でお会いしましょう。 バイバイ~
キャットストリーム#9 のあとがきが予告みたいになっていましたが、
大黒摩季さんからのリレーがこんな形で続きました。
なろうの公式キーワードでは、もはやカバーされないジャンルになりつつありますが、
Air-Gを聴いているオヤジ~な作者、現在乱気流の中、低空飛行(PV的に)ながら、
懸命にフライト(ふ Write)を続けていきます。(相変わらず、ご当地ネタですみません。)
因みに、キーワードについてリクエスト(無いと思いますが)を頂けましたらエピソードを考えて投稿します!