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『井戸に落ちた速記者』

作者: 成城速記部

 速記者が、天の星を眺めながら、あの星とあの星をつなぐと、あの速記文字になるな、とか、あの星が点だとしたら、ああいう読み方もできるし、こういう読み方もできる、などということを考えながら歩いていますと、たまたまそこにあった井戸に落ちてしまいました。井戸の中から見える空は、ごく狭い領域ですので、退屈しのぎもできませんから、速記者は、大声で助けを呼びました。

 たまたま通りかかった人に助けられて、速記者は、お礼を言いましたが、たまたま通りかかった人は、速記者に嫌みを言いました。

「天のことをお考えになるのは結構ですが、地上のことも考えていただかないと」

 速記者は、助けてもらったお礼に、この無礼な発言に対して、プレスマンを刺すのをやめてあげました。



教訓:速記者が無事でよかった。


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