表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

雪山で遭難したヒキニートは転生の夢を見ることができるか?

作者: 1Q七一(いちきゅうなないち)

 


 オレはニート。

 ニート、ニーター、ニーテスト。

 引きこもり歴、ん十年。


 最近世間はクマが大量に出没して人間を襲っているそうじゃないか?


 一丁クマ退治でもして注目を浴びてやる。


 オレにはネットで培った知識がある。


 渋る母親(ばばぁ)を脅し、軍資金を調達。

 まぁ、いつものことだ。


 山に行きゃなきゃならないからな。

 キャンプの動画なら山ほど見た。

 そして肝心のクマ退治だが。

 強力なバズーカタイプのスズメバチ用殺虫スプレーを用意した。

 結構な射程距離。ユーチューバーが噴射させているのを記憶している。

 クマはいきなりの攻撃に弱いからな。それにヤツは基本的に臆病な性格だ。

 これもウィキペディアで調べた。

 あと七味やコショウなどの粉末を簡単にティッシュでくるんで吹き矢の要領で飛ばす”ウェポン”も作った。

 これはマンガで読んだ。

 あとはスマホで一部始終を撮影すればいい。

 昆虫や魚取ってる奴らも片手間でやってるんだ。

 チョロいもんだろ?


 昼過ぎ、父親(じじぃ)の軽トラで手頃な山へ向かう。

 ここは地方都市。

 少し車で走れば人気(ひとけ)のない山などいくらでもある。

 

 山といっても周辺には集落もあるし道もあるし小学校もある。

 たぶんこういう場所だろう。

 手頃なふもとに車を止める。


 オレは装備を一式担ぐと適当な山道を見つけ奥へと歩く。


 ・・しんどい。


 ほとんど運動してないからな。

 でもオレは覚悟を決めている。

 いざとなったら木の幹とかほじくって幼虫やら適当な木の実を取って食料にしてキャンプだ。

 もう十二月。幼虫くらいいるだろ?


 数時間経った。辺りが暗くなって来た。

 やばい。

 山ってこんなに暗くなるのか?

 パニクる。

 スマホの照明で・・

 しまった!電池切れだ!

 録画カメラを作動させたままだった。


 引き返そう。

 オレは来た道を急いで引き返す。


 迷った。

 来た道を引き返しているつもりが行けども行けどもふもとにたどり着けない。

 もうすっかり真っ暗だ。

 オレは動けなくなる。

 近隣の山とナメテかかってた。


 そうだ!スマホ!・・電池がない。


 急に冷え込んでくる。

 こんな寒かったか?

 暖冬だからと思って軽装だ。

 おまけに雪までふってきた。

 天気予報見ときゃよかった。


 寒さと雪でオレは本格的に動けなくなる。

 うずくまったオレに雪が容赦なく積もる。


 そうだ。こういう最悪な時、ラノベの主人公は転生して・・

 オレはそんなことをぼんやり考えながら妙な希望をいだく。


 異世界転生してチートで美少女達に出会ってそれからそれから・・


 ・・・・・・・・・・・・終了。




読んでいただいてありがとうございました。

昔、軽い気持ちで(体力トレーニングをしようと)

ホントに近隣の山に行き、帰り道に迷いかけた時のことを

思い出して書きましたwww

夕暮れ時だったんですがホント真っ暗で”自然をナメたらあかん”と

つくづく思いました。

良い子はマネしないでねwww


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ