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からあげ

作者: 貝柱

携帯を見つけた。_父から没収され隠されていたものだった。2週間ぶりに電源を入れる。

あの子からのメッセージは届いていなかった。そういえば今日どこかの国の女王が死んだらしい。テレビをつけると、応援していた日本代表のチームが惜敗していた。

「ご飯よ」_母の声が聞こえる。「はぁい」と間延びした返事をしながら僕は食卓へと向かう。

「今日なんかあったの?」食卓に並んでいたのは僕の好きな食べ物ばかりだった。「たまにはね」と母は唐揚げを頬張りながら答えた。「日本惜しかったね」_通知が鳴ったのに僕は気づかなかった。


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