~復讐の手引き~
3話です!!!!!
コメント待ってます!!!!!
今日朝起きたら数人の方が読んでくれててうれしい限りです!!!!!!
今回は王子が成長します!
「ゼロ、、、、お前だけは、、、」
この時の僕はどんな顔だったかわからないが、勇者が澄んだ目でこちらを静かに見ていた。そしてこう言った。
「殺されるべきは殺す。人がさらに強くなるめにも死でさえ俺は道具にする。」
なぜか勇者には堂々と死を肯定するように僕に言った。
「じゃお前は僕の兄が殺されてもいい人間だとでも言いたいのか?」
「あぁお前の兄は死ぬべきだ。あいつみたいな無能は次世代の才能を開花させるために死ぬべきだ。そうえば、お前を救った理由と国を滅ぼす理由を話してなかったな。」
僕の怒りは収まらなかった。今すぐ能力を開放して、目の前の犯罪者を殺そうとずっと隙を見つけるために勇者を一直線に見つめていた。
「その前に俺と喧嘩するか?」
「コロス・・・・」
「いいじゃねか。今のお前、頭いいただの王子じゃねぇな!!!いいぞ来いよカロン!!!」
【???魔法・蝕み】
「死にな。クソ勇者。」
(!?はやっ!)
「グッ、、、」
その時の僕は黒く濃密な魔力で全身が鎧のように纏っていた。
僕の怒りの一撃はあっさりと勇者に届いた。
「王子のくせにやるじゃねぇか!!!!もっと来いよ!!!」
僕は勇者を殴りつけた。そのまま流れて勇者のこめかみに蹴りを打ち込んだ。
そして勇者を蹴って距離を取り今出る最大魔力・スピード・パワーで勇者の顔を殴りつけた。
「ハァハァ、、、、うあああああああああああ!!!!!」
【死剣・バイト】
「がはっ、、、」
「王子にしては少しはやるじゃないか。だがお前には俺は倒せないぞ。」
勇者から抜き出た剣には殺意はこもってなかった。
「まずはお前を救った理由だ。今から一年前にお前を助けるためにこの計画は動いた。9歳ですでにお前の知能は一般的な大人の知能をはるかに超えていた。もちろん貧困差別も知っていた。正確にはうわさ程度だが、街の人から聞くようになった。」
「なぜそれを、、、!!内通者!?」
「ピンポーン!内通者に王子のことはよく聞いてるよ。そこで、ある日王子カロンは路地裏で知り合いの貴族が平民の子を数人がかりで殴りつけるとこを見た。そして何もできずいた自分を憎み王子と言う立場を使い貴族の粛清を仕様とした。つまり貴族の粛清によって貧困差別を露呈させて王族を、自らの権力を内側から壊そうとした。」
「あぁ正解だ。僕は、この僕代で貧困差別を終わらそうとした。それとこれと何が関係あるんだよ。」
「この計画を知った国王、つまりお前の父親は権力を手放すのが自分の地位がなくなるのを恐れて、息子である王子を暗殺することにしたのだ。」
「・・・・ッ」
僕は言葉が出なかった。自分の親がこんなにも無能であきれた存在だと気づかされ、失望していた。
「で、さっき殺したお前の兄だが一番乗る気だったぞ~なにやらうざい弟が消えてくれることがうれしかったらしいぞ~」
「最悪だな。もう笑えて来るよ。もう話さなくていい。お前らの目的を言え、そして協力させろ。二度とあの国が復活しないためにも僕がこの手であいつらを根絶やしにする。」
「流石!【悪魔と人間のハーフ】」
「なぜそれまで知っている。」
「内通者は王子。お前のことが大好きな人だぜ。」
「・・・・・・・!!!!!!!!!」
僕はその場に泣き崩れた。
お読みいただきありがとうございます。
王子が覚醒し始めましたね。いろいろ情報が出てきてますます謎が深まるばかり~
次回は内通者と12獅子団とのお話です!次は少し分量が多くなるかもしれないから気合入れて書きます!!