8/8
避妊具は100%、子供ができないように作られてはいないのだよ。つまり、被せてても妊娠の危険性をはらんでいることをボーイッシュな幼馴染は分かっていないのかもしれん。
ある日の夜。
お互いの実親が家にいるにもかかわらず、
マヒロはやたらと求めてきた。
「もう一回戦!!ほら、頑張れ、シンジ!」
「いやもう、俺無理...」
「だっらしないなぁ!」
「俺はな疲れてて眠いんだよ...」
「おまえな、分かってんのか?
もし、俺らの関係が親にバレたらだな..
万が一(妊娠)のことを考えてだな、
寝る部屋を別にされるかもしれないんだぞ...」
「流石に高校生で孕むのは早すぎるだろ...?」
「一回で十分なんだ」
「いや、その一回こそ、ハラハラしながら
やってる訳で...」
「あーもう!!」
「こーなったら無理矢理元気にしてあげるしか
ないわね!!」
マヒロは俺のパジャマのズボンを下ろしにかかった。
それだけじゃない。
トランクスまで剥ぎ取りそうな勢いだった。
俺は慌てて
「ちょ、たんま、トイレ!」
と言って逃げることにした。
だ、誰か。
マヒロの性欲を止めてくれ...!!
iPhoneから送信
少しでもいいな、と思ったら
評価してもらえると嬉しいです。
この、作品は
カクヨムで跳ねました!