表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/106

介護士は虐待する

読んでくれてありがとうございます。

楽しんでいただけると嬉しいです。

:*(〃∇〃人)*:

「よろしい。ならば戦争だ。」


 斬る。


 そう決断するのと同時に、体は動きを完了していた。

 切り上げ、真っ向、薙ぎ払い、左袈裟、突き、右袈裟、背後、直前、前後、左右、連続攻撃。

 魔法を使わず、純粋に居合だけで斬り込んだ。吹き飛ぶ手足。だが全員、斬り飛ばしたのは四肢(てあし)だけだ。胴体が地面に落ち、ようやく「蛇」たちは何が起きたのかを理解した。


「ぎゃああっ!」

「手が! 足がぁ!」

「痛ぇ! 痛ぇよぉ!」


 手足がないので、のたうち回る事もできずに「蛇」たちは悶える。

 俺は刀を振って血を払い、鞘に納めた。


「抵抗するなよ? うっかり殺すかもしれない。

 警備隊の皆さんは、気が立っていらっしゃるからな。」


 警備隊に視線を送って、あとは好きにしろと促す。

 俺はアーネスを縛っているロープを切断し、上着を脱いで差し出した。


「……すまない。」


 恥じらって、アーネスが上着を羽織る。

 野宿対応の上着だ。夜間の冷えを防ぐために、膝下までの長さがある。ロングコートみたいな形だ。だから前を閉じれば、アーネスが中身裸だとは分からない格好になる。男物だから、ちょっと……いや、だいぶ胸がきつそうだが。


 勝ち目がないと悟った「蛇」は、大人しく捕まっていた。

 警備隊がかなり手荒く縛り上げたのは仕方のない事だろう。むしろ誰も「蛇」を殴ったり殺したりしないで、ちゃんと職務を全うしていく姿は、さすがプロだ。

 だが、俺は警備隊じゃなくて冒険者だ。市民を守る義務なんかない。


「脱衣介助ッ!」


 風魔法を乗せて、「蛇」全員の服を破り捨てる。


「ちょっとお前らも、尊厳ってやつを踏みにじられてみようか。」


 土魔法で手の形を作り、水魔法で粘性の高い液体を生み出す。

 罪人の尊厳を踏みにじる。こういう刑罰は、現代には存在しないが、江戸時代にはいくつか存在した。たとえば、その名もずばり「晒し」という刑罰は、日本橋などの人通りが多い場所で3日間さらし者にされるという刑罰だ。

 今回は、もっとアグレッシブにやってみよう。


「摘便ッ!」

「うぎゃあああっ!?」

「ぎゃああっ! やめろ! ぐりぐりするなぁ!」

「出るぅ! 出ちゃううううっ!」


 悪臭を放つ「蛇」たち。

 嫌そうな顔の警備隊。


「……なんて事だ……。」

「うわぁ……。」

「見なかった……俺は何も見なかった……。」


 誰得の地獄絵図だ。

 だが容赦はしない。腹部マッサージを加えてさらに搾り出す。

 泣こうがわめこうが、出し切るまで終わらない! それが摘便! ズビズバァ!(意味不明)

 強姦は魂の殺人だという。ならば、殺そうとする者は、殺される覚悟もするべきだ。つまり自分が掘られる立場になる覚悟を持つべきなのだ。泣こうがわめこうが、やめるつもりはない。そういうつもりでやっていたのだから、そういうつもりでやられるのも当然だ。

 むしろ手よりも屈辱的な形状で掘るべきだろう。指を1本に統合して、直径を3倍ぐらいに太くして、長さも増しておこう。あと返しを付けておこうか。どうせ魔法で作った泥人形だし、関節とかは無視してもっと自由に動かしてもいい。よーし、ノってきた!


「わかった……ジャイロ殿……もういい……あまりスカッとしないし……本当に誰得だ……。」


 しょうがない。アーネスがそう言うなら、やめてやろう。

 でも出し切ってからねッ。

読者様は読んでくださるだけで素晴らしい!


ブクマとか評価とかして頂いた読者様、ありがとうございます。

作者は小躍りして喜んでおります。

(人´∀`)♪(人´∀`)♪(人´∀`)♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ