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降りかかる脅威

久しぶりの更新です。

お久しぶりです!

雲1つない快晴、いつもの変わりない学校への道を気だるげそうに優理(ゆうり)は歩く。


代わり映えしないいつもの道のはずだった。


?「おーい!神原(かんばら)くんおはよう!」

後から近ずいて声をかけてくる女性。

しかしあまり人に関心のない優理は誰だかわかっていない。


?「あれ、忘れちゃったの?ひどーい!成美(なるみ)成美 沙苗(なるみ さなえ)!ケルベロス杯の1回戦で戦ったじゃない!」

ほっぺを膨らませ激おこである。


優理「思い出した、でももっと冷たかったイメージが…」

他人とほとんど関わりを持った事のない優理は苦笑いで答えた。


沙苗「あれは…ほら、戦う相手には、敵意を向けるて接するみたいな…」

沙苗も苦笑いで答える


沙苗「ほらほら、昨日の敵は今日の友って言うじゃん!これから仲良くしてよ。私を倒したんだから!」

沙苗は優理に笑顔で手を差し伸べた。


今まで友達のいなかった優理にとってはじめての出来事である。

優理「よろしくね!」

優理は沙苗のとった。しかしその目はうるうるしている。

沙苗「あれ?どうしたの。」

 うるうるしてる優理の顔を見て沙苗は、どぎまぎしている。

優理「友達なんて今までできたことなかったから嬉しくて、、、」

 にっこりして答えた。


 学校に着き時間は、午前8時40分ホームルームが始まった。

先生「今日は、午後から魔法の実戦演習を行います。それにあたって今日の午前の授業から魔法の授業に入るのでしっかり授業を聞くように。本当の戦闘は、この間の召喚獣のみの戦闘と違い、召喚獣の使役者である君達も戦闘に加わる事になります。それにともない君達は魔法で召喚獣の支援などをする事になります。魔法は選択一つで大きく戦況を変えることが出来るあなた達の武器です。なのでしっかりと学ぶように。」


 今日から魔法の授業が始まるみたいだ。魔法を使うことでこれからネル一人で戦わせなくて済みそうだ。

優理は少しほっとした。

 幼女だけに死ぬような闘いを戦わせるのは、少し気が引けていたのだ。


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午前授業


先生「あなた達には魔法の性質について知ってもらいます。魔法とは、火、水、風、雷を基本とした四属性で成り立っています。人はその基本属性を基にした得意な属性を持っており、その属性は同じ属性であっても人それぞれ性質は、異なります。」


優理(同じ属性でも人によって性質が違うのか、少し興味が沸いてきたぞ!)


先生「魔法の性質とは、火の魔法でも実体的な火を出すのが得意な人もいれば熱を操るのが得意なものもいます。なので午後の実習では自分の得意属性、性質をしっかり理解していきましょう。」


そして魔法の従業が始まった。


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優理の部屋 午前11時


 ネルは優理の部屋でついに手に入れた魔法少女もちもち・もち子の初回限定盤DVDボックスを見ていた。

ネル「やはりもち子は、かわいいな!何とも言えないあの真ん丸なボディーに変身した時のあのギャップがたまらんのじゃ!」

 ネルはもちのぬいぐるみ抱きかかえて、DVDに夢中である。


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午前授業 午前11時50分


 優理の脳内に不意に未来がよぎる。

教室で授業を受けている自分の姿、外に大きな魔法陣が浮かび上がり、教室めがけて光線を放っている。その光線は学園の防壁結界を破りこの教室を消し飛ばす。


その時間は、


午前11時55分


あと5分後である。


 優理は考えるよりも先にネルを呼び出す準備に入る。

優理「我に従えし、召喚獣ネル、我が名のもとに召喚に答えよ!」

 優理の前に魔法陣が現れる。

クラスメイト含め先生達は唖然としている。


先生「神原君授業中に何しているの!」

優理「5分後に攻撃が飛んできます!避難してください!」

 周りは何言ってだ状態である。


午前11時52分


優理の前にお餅のぬいぐるみ抱きかかえてポテチを食べてるネルが現れた。

 ネルは呆然と立ち尽くしている。

ネル「優理!お主なんてことをしてくれたのじゃ!今もち子がいいとこだったのじゃぞ!なぜ強制召喚したのじゃ!」

 ネルは激おこである。しかし優理はそれを無視してネルに言う。


優理「今からここに結界を破壊するような光線が飛んでくるというか外を見ろ!」


 教室にいる全員が外を見た。


超特大の魔法陣ができており、こちらに向けてエネルギー弾をチャージしている。


教室に混乱が招きみんな教室から逃げ出した。


先生「早く神原君も逃げて!」


優理「先に逃げてください。ここはどうにかするので。」


先生「あなたに何ができるの、早く逃げるのよ!」

ネル「何を言っておる。わらわがどうにかするにかまっておるじゃろ。大船に乗った気持ちでおるとよいぞ。」

 胸を張ってネルは言う。


午前11時54分


優理「今か1分後この教室めがけて光線が飛んでくる。どうにかできるか?」

ネル「任せておれ!ついさっきもちもち・もち子で同じ状況を見たのじゃよ!」

 ネルは、エッヘンって感じである。


午前11時55分


エネルギー弾から破壊の光線が、発射された。


ネルはその光線に向けて走り出しネルの前に超巨大な魔法陣が展開され武器を作り出した。


ネル「いでよ、もちもち・もち子直伝!もち子リフレクター!!!」


何とも言えない大きなお餅が学園の外に現れ学園を守るように、ボヨーンという音ともにそびえ立った。


 その瞬間ムググッという音とともに教室向かってお餅が伸びだす。

もち子リフレクターに攻撃が当たったのである。


優理は気づいた、ネルがいない。


そのころネルは


もち子リフレクターの上にいた。


ネル「もち子リフレクターよ、打ち返すのじゃ!」

 光線はもち子リフレクターにより発射もとに打ち返された。

それとともにもち子リフレクターは消滅する。


ネルはどや顔で優理のもとに戻ってきた。


?「見つけた。」


異様な光景が外に広がっていた。

大群のガーゴイル集団と打ち返された光線の直線状に笑いながら立つ、羽の生えたいかにも悪魔のような女の召喚獣。


その召喚獣は打ち返された光線を片手だ受け止め握り潰しかき消した。まさに異常である。


 こちらに向けてその大群は動き始めた。


優理は直感で勝てないことを察してネルの手を掴み教室から逃げ出した。


そして悪魔の時間は動き出す。


 テロリスト編開幕

テロリスト編が始まります!

二人を応援してあげてください!

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