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第一話 「『転移』か『転生』」

俺、岩沢 真は幼い頃から孤児院で育った。


両親は俺が5歳くらいに死んでしまったからだ。


今思えば、両親も運が悪かったのかもな。


生きていればどうしようもないことも沢山ある。

15年の人生で、俺はそれを悟った。


ひょっとしたら、両親もいつの間にか死んでいた、なんてことになっていたかもしれない。




今の俺みたいに。




「もう一回言うけど、お主、死んだから。」


純白のローブを羽織った『巨大な白龍』は俺にそう告げた。


随分と軽く言うじゃないか。


(ちなみに、さっきまでは逃げようとしていたが腰が抜けたため、上からも下からも水が溢れ出たため諦めたが、それは割愛しよう。)


「そうか、で?俺はどうなるんだ?」


慌てる様子を見せず、余裕を見せて先ほどの痴態を少しでも緩和しようとする俺。


「おっ、もう状況を理解したようじゃの」

「さすがは日本人じゃ、話が早い」



関係なくね?



「これからお主には、《裏側》に行ってもらう」


「要するに『異世界』じゃな」



「、、、ほう」



何言ってんの?なにが『、、、ほう』だよ。

見栄っ張りにも程があるだろ。どんだけ余裕見せたいんだよ。


そんで、あっちも何言ってんの?なんだよ異世界って。

特にラノべ知識等は持ち合わせていないんだが。


「驚かんか。さすがは日本人じゃ」



関係ないから。



「それはまぁ良しとして、、、」

良くないけどな?

話の都合上と俺の痴態を少しでもk(以下略)


「何故俺なんだ?」


「・・・」

「それは、、、まぁ、、、あの、、あれ。」「いっ行けば、わっわかるじゃろう!」



察し。



そこまで言われれば流石にわかるぞ。


「じゃあそれも良しとして、、、」

もう一度言うが全然良くないからな?

あくまでも話の都合上と俺の痴態をs(略)


「俺は何のためにその《裏側》とやらに行くんだ?」


「それはだな!魔王が誕生したため魔物が急増し大陸が魔物達に支配されるのを未然に防ぐためじゃ!」


めっちゃ頑張って覚えました感MAXだな。

かなり早口だったし。

なんかドヤ顔だし。



「、、、わかった」



「じゃあ異世界に送ってくr「あっ!」


あ?


「忘れてた!」


なんだよ空気壊しやがって。


「『転移』と『転生』どっちがいい?」


「ちなみに『転移』は何処に飛ぶかわからんが、肉体はそのままじゃ」

「『転生』なら座標を決められるが、生まれるところからじゃな」


「『転移』のメリットなくね?」


「なにを言うか。お主の肉体をそのままじゃぞ?」


?よくわからん。


「じゃあ、、、『転生』で」


「おお、そうか、、、」


何でそんな残念そうなわけ?


「ではさr「あっ」


「なんじゃい、せっかく最後にカッコつけようと思ったのにー」


仕返しじゃい。


「悪かったよ。でも一つだけ」



「俺は何が原因で死んだんだ?」





「、、、知らない方がお主のためじゃ。」





「わかった。詮索はしねーよ」

「じゃ、送ってくれ」


「よし行くぞ?準備は良いな?」



何の準備だよ(笑)と思ったが、

次の瞬間には何も見えなくなってしまった。

ついに本編スタートです!

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