22、Happy End?
『・・・さぁ!!
物語も最終章へ突入!
女勇者は皆が笑顔になれる世界にできるのか!?
・・・いまのこの状態なら、私も少しは顕現できるかも
もしかしたら、また本編でお会いするかもしれません・・・
ごめんなさい、ちょっと進行役は少しお暇をいただきます!』
「誰だ?」
っ!
お父さん!
「あぁ・・・
声が聞こえる。
お前たちか?よかった成功なのか。
看板娘!元奴隷娘!
俺だ勇者だ!幸せな生活を送りなおそう!もう一度!
今なら大丈夫だ!今度こそお前たちをまもってみs」
・・・お父さん?
『声が届いていないみたいですね。』
あなたは!?
『はろー久しぶり、っていうかさっきぶり。
たぶん、この周囲に荒れ狂っている魔力が防壁の役目を果たしているんだわ。
しかも、少し物音が聞こえるだけで妄想が止まっていない・・・
色んな意味でやばいわね。』
それよりあなたは!!
「なんじゃ、やっぱりこうなっておったか。」
『っ!!!』
「ちゃんと追いついたわよ!女勇者!」
「えぇ、私たちは全員あの方に用事があるのですから。
集まらないわけにはいけないのよね。」
「ワタシもおるぞ。」
「僕も、ね。」
「」
その襤褸雑巾から白い煙が出てるのは?
「おう、現国王だ!
とりあえず連れてきた。」
と、とりあえず・・・
「しかし、やっかいな魔力風じゃの。」
「目一杯叫んでみるとかはどうよ?」
「やらないよりもましですね。」
じゃ、いくよ!せーの!!
「「「「「勇ーーーー者ーーーーー(おとーーさーーーーん)!!」」」」」
「看板娘!今度こそ俺が君を幸せに・・・」
「ダメね!全然届いてる香りすらしないわ!」
『香り??』
ここまでダメなの?とどかないの?
「諦めないで!
僕に『生きる』って言葉の意味を教えてくれたその口で
諦めの言葉を口にしないで!!
勇者様!!あなたの娘が助けを求めてるんです!幻覚なんて見てる場合ですか!!?」
「その通りです!皆が望んだ世界を!私やみんなみたいな人間でも笑顔でいられる世界を作るんでしょう!?
最後まで見せてくださいよ?あなたが見たのと同じ夢を私にも・・・
その夢にあなたがいなかったら笑顔になれない人がいっぱい居るんです!!」
「あやつはワタシの罪そのものだ!
ワタシが勇者創生などというもので召喚しさえしなければ、元の世界で幸せになっていたかもしれん!
しかし、その償いも謝罪もしないまま、このまま消えるなどと言う後味の悪い幕切れなど求めた覚えはないのだ!!」
「確かにワシは勇者じゃがの!
それはまた別の世界の話じゃ!
この世界での勇者は!女勇者と元奴隷娘の父親で!看板娘の夫である勇者なのはおぬししかおらんのだ!
おぬしの生きた証である娘を悲しませてよいのか!?」
「勇者様の道は!勇者様の歩んできた過酷なけもの道は私が迷わせたものです!
私にあのときひとかけらの勇気さえあればあなたの道を誤らせずに済んだかもしれません!
どうか私にひとかけらの機会をください!どうかあなたに謝らせてください!!!!」
「看板娘?元奴隷娘?おい!?どこにいった!?おい!!」
『おとうさん!!』あなたを待ってる人がいる!
こんなにたくさんの人があなたを待っている!!
あなたが消えて15年!あなたの血を引く娘がまた一人現れていたんです!
私はあなたの娘です!!!そして、私の母親は!『私(たち)のお母さんは!!』ずっと待っています!
「『私(たち)のお母さん!看板娘は未だにあなたを待ち続けています!!』」
「『だから!お願い!!私(たち)の元に戻ってきて!!お父さん!!!!!!』」
「風が・・・止んだ?」
「看板娘・・・元奴隷娘・・・
ああぁ、失敗か。
大丈夫、大丈夫だ。
また新たな理論を立て直して・・・」
お父さん!!!
「誰だ?」
おとうさん・・・
「俺の子供は元奴隷娘だけだ。
お前なんか知らな・・・ぶげぇぁあ!」
「あんた!これ以上その口開いてみろ!
二度と見られない顔にしさらすぞ!ごらぁ!!」
「お、女僧ry・・・王妃様?」
「っ!!!
女僧侶でいいんだよ!勇者!」
「あぁ、あぁぁぁ勇者様!!」
「森の民・女?」
「全く15年ぶりの再開が締まらんの!」
「まったくじゃの」
「国王様?老魔法使い?」
「おぉ勇者!本当にあなたに会えるとは。神よ感謝します!!」
「男僧侶?」
・・・
「看板む、すめなのか?」
あなたと元娼婦、ううん、看板娘の2人目の娘
今代<勇者>女勇者
はじめまして!お父さん!!!!
「むす、め。俺と元娼婦 で、看板、娘とのこど、も?
ど、どういことだってばよ!!バカの俺でも分かるようにせt・・・」
「つまり、看板娘は死んでいなかったという事じゃ!」
「し、死んでなかった?今も?いきてる、のか?
え?ほんとうに?
ほんとうに?
あ、
ああぁぁ、っっ!!あぁぁぁっぁぁあっぁぁぁぁ!!!」
お父さん・・・
『・・・』二コッ
「・・・ふん!」
「あぁぁあああああっぁあぁっぁあぁああぁ!!うあぁあぁあぁぁあああ!!!」
よかった!よかった!!よかったよぉおぉぉぉぉぉ!!お母さん!お父さんに会えたよ!すぐ帰るから!!!
だから、ちょっ、と待って、ね
わたし、た、ち似たものお、やこだ、から、ちょ、っと泣か、せてね、
うぁあああぁぁああぁんおとうさんおとうさん!!あぁっぁあっぁあああ!!!
「・・・行くのか?」
『・・・もともと私はこの世に存在しちゃいけないモノですから。』
「すまなかったな。
ワシが死者蘇生などという愚行を犯してしまったせいで、そのような存在に縛り付けてしまっている。」
『いいんです。
比較的若いお父さんに会えましたし、何より、可愛い妹にも会えて、お姉ちゃんとして手助けできました。
一度死んだ身の上からしたらこの上ない喜びなんですよ?』
「しかし、この件が終われば女勇者は<勇者>の称号を返還するじゃろう。
既に勇者が死者蘇生の実験を失敗し、この世に存在する事は確定づけられた。
そうなれば、歴史の修正力が働き始め、既に死んだお前は本当に消えて・・・」
『いいんです。
妹がどんな人生を歩んでいくのか?お母さんとお父さんがどんな風に付き合ってたのか分からないのとか、少し寂しいですけど・・・
私は幸せでした。
あなたに助けられ、家族ができて、死んだと思ったら何故か消えてなくて、妹を助けて、最後は皆ハッピーエンド。
私は幸せモノだなぁー
・・・そろそろ、この付近の魔力が薄れてきました。
また会えたらいいな。またね、お父さん。』
「あぁ、またな、元奴隷娘。」
お父さん!お母さんから伝言預かってるの!
「ズズっ!看板娘はなんだって?」
色々ありましたけど、私は幸せでしたよ。お帰り。
「あぁぁっぁ!!あぁ!!ただいま!ただいま!!」
お帰り、お父さん!!
遂に完結!!
ってわけじゃないです(´・ω・`)
年末にガンガン飛ばして更新してますが、次で本当に最後です!
最後までお付き合いください!
次回Happy End♪




