21、勇者に会い隊・出発
『最も大きな秘密が暴かれちゃいましたね
もしかしたら皆さんは既にお気づきだったかもしれませんが・・・
さぁ、この既にこのお話も佳境です。
勇者様は救われるのか?修正力なんてものに勝てるのか?
それは女勇者の頑張り次第!
皆さんも彼女を応援してあげてくださいね』
ぐすっ、ぐすっ、ひん。
「落ち着いた?」
うん。ごめんね、ちょっと泣きすぎたね。
「構わない事ですよ。」
ありがとうね、森の民・女、王妃。
「どういたしまて。
話し方はもう戻さないの?」
うっ!///
ちょっと恥ずかしいけど、もう突っ張って意地を張る必要もなくなったし・・・
もういいかなって思ったんだけど・・・どうかな?///
「かまわないんじゃない?
私もこんな喋り方をするのは個人的な親交が有る人に限るもの。
私たちにこれ以上気を張って話そうとしたら逆に起こるわよ?」
「えぇ、たまに出てくるその話し方も良かったのですが、それが標準だったらとても可愛らしいと思いますよ。」
///
ドォォォォォーーーン!!!
「「っ?!!」」
「始まったか!?」
お父さんの魔法実験・・・
「そうだのう。
さて、ワタシは国のまとめを行うか。危険性は無いと表明でもしとかんとな。」
「ワシも手伝うぞ。
あれの実験は少々自然が壊れてしまうからの。壊れるはしから直していけば不安は打ち消されるじゃろうて。」
こっちは手伝ってくれないの?
「ワシらにはワシらの、おぬしらにはおぬしらの役目ってもんがある。
あやつを迎えに行くのはおぬしらの、いや、娘である女勇者おぬしの役目じゃ。
ワシらはあやつが皆に迎えられる場所を準備する役目じゃ、今も今までも、な。」
「かぁ~!臭い!!臭いの!!
しかし、それはワタシたちしかできまいな。安心して勇者を連れ戻してこい。
ワタシたちは勇者に山ほど謝らないといけない。」
・・・ありがとうございます!!
必ずお父さんを連れて帰ってきます!!
「あんまり無理しないでね?お・と・う・さん♪
じゃね!!」
「よ、よろしくおねがいします!!」
「さぁ、ワシらの最後の出番じゃの。」
「縁起の悪い事を言うな。
だが、これ以降はワタシたちの仕事は無くなるな、いやなくならんといけないのだから嬉しい事だな。」
「くっくっくっく。
違いないわい!老いぼれはさっさと引退じゃ!!」
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「さぁて!勇者様はいったいどこにいるのか!?」
「魔法の実験を行っているのですから、広い場所であり、且つ他人に迷惑をかけないところとなると・・・」
城外じゃない?
さすがにお父さんは城内で迷惑になりそうなことをしないでしょうし、15年の実験の集大成よ?
すぐに終わるとも思わないし、そうなったら、人目も少ない方がいいでしょう。
「なら城外の森n」
ドオォォオーーーン!!
「あっちの方向は城外の森ですね。御明察ってところですわね。」
よし、そうと決まったらいきまs
「いひひhっひいいいいひひいひ、ひひ?
なんだなんですなんんですかぁぁ~?
どうぞどぅぞ、おはなssっしをおお続け下さいよ。
ないんいいいにたtっただの通ぉぉりすがりでぇすからぁ。」
「森の民・男・・・ね。
面倒な相手ね。魔法の得意な森の民で、かつ魔法以外の直接的な力も強い。
あまり時間を取られてると、勇者様が手の届かないところに・・・」
「・・・お二人は先に行っていてください。」
森の民・女!?
「彼とは私が決着をつけます。」
・・・いけるの?
「えぇ。」
そう、じゃあ任せたわ。
必ず後であいましょう?
「あぁもう!
女勇者!あんただけ行ってきな!!
私も残るよ!」
「女僧侶!!?」
「へっ!一人より二人の方が早く済むでしょう?
私は彼に謝りたいの!けど、あんたがいなかったら、心からの詫びってのが出来ないじゃない!!
だから、早く終わらせてさっさと合流するから。」
分かった。気をつけてね!!
「うひひいいいひhhっひいいいひいひひひ。」
「余裕ね?
2対1よ?いくら魔法なしで牢を破れるくらいだって言っても、限度ってもんがあr」
「これなぁぁあぁんだ?」
「名誉騎士隊顧問!!?」
「むぅぅぅぅぅぅぅ!!!むぅがぁあぁっぁ!!!むむむぅうぅ!」
「人質と言うわけですか。
とことんまで堕ちてしまわれたのですね。」
「おまええぇはぁぁあぁ、おれのものだぁとぉお言ったはずzっだ!」
「それで外道の道に堕ちるとは言語道断。
あなたに今まで仏心を施してきたのが間違いでした!」
「ちょっとあんた!啖呵きってるけど、勝てる自信あるの!?
私はあんまり攻撃魔法が得意じゃない僧侶だし、あんたも僧侶でしょう?」
「女僧侶様、あまり甘く見ないでください。
我々森の民は癒しの力を使い、争いに魔法を使うのは好みません。
しかし!!それはけして争いに使えないのではありません!
強大な魔力を争いに用いれば、扱いきれない魔力が周囲に悪影響を及ぼすからこそ、
我々は抑えているのです。
その中でも一番の使い手として名を馳せた森の民・女の実力・・・人質を獲ったくらいで揺るぐと思ったかド三品!!」
「あ、あんた性格が・・・」
「あんたの人生ここで終わりだよ!!!
覚悟しやがれどぐされがあぁ!!!」
「えぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
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一方その頃、城では
「何をしようとしてるんだい!!男魔法戦士!!」
「黙れクズが!!
言われた事すらできん出来そこないにもう用はない!!
俺様がこの国の王なのだ!!
その俺様に逆らう勇者などというものはこの世界から消してしまうんだよ!!
もっとも凶悪な魔王を討伐した俺様の力をもってすればそんなことはたやすいのだ!!
俺様の情けで生かしておいてやっていると言う事を忘れおって!!」
「力づくでも僕は君を止めるよ!
僕たちはまたやり直せるんだよ!
勇者なんていいじゃないか!!?
もうきみはこの国の王なんだ!
どんな手段を使ったなんて、今は関係ない!キミがこの国を動かして、国民や森の民、魔族といった『人間』を幸せにしていかなきゃいけないんだよ!!!!それが責任ってもんだろう!!
僕はそれを君に教えなきゃいけない!だって僕たちは親友なんだから!!」
「だまれ!!
お前からこの魔王を倒した剣で殺されたいようだな!!
死ねぇぇ!!!!」
ギィィィィーーン
「全くおぬしらはアホかいな。
命を捨てるにはまだまだ早すぎるぞ?
せめてワシらくらいまで長生きせんとなぁ。」
「おぬしはもう90歳の化け物一歩手前だろうて。
せめて、ワタシ位の70中盤くらいで満足しとけ。」
「元国王様!老魔法使い様!」
「お前らも俺様の剣の錆になりに来たのか!ならば死ねぇぃ!!」
「あほらしいのぉ。」
「まぁ、相手してやれ。
終わったら言えよな、仕事してるから。あいつには色々言いたい事が有るしの。」
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お父さん!!
待っててね!お父さんは孤独なんかじゃなかったんだ!
確かに裏切られたかもしれない!利用されて捨てられたかもしれない!!
お父さんの運命は決して軽いものではなかった!
だけど!!お父さんは孤独じゃなかったんだよ!!
待っててねお父さん!!今私が行くから!!!
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「ぐふぇぇぁ!!
ひhっひひひいひひはいああひあ?!!
なんでなんでんでんあんあんあなんでなんでなんんddんえん!!!
・・・んで!なんでなんだよ!!
なんで人質使ってもお前らたった二人に勝てねぇンだよ!!
お前は俺のものだろう!?
だからお前を連れ戻しに来ただけじゃねえかよ!なんでそんなに!!
なんでそんなに勇者がいいんだよ・・・」
「・・・・あなたは私を捨てました。
そして、私は悲しみに沈みました。
そんな私はすがるモノが欲しかったのです。
えぇ、そうです。私はあなたを愛していました!」
「だったら!!」
「だけども!!!
あなたは私を捨てました。
そしてそのおかげで勇者様に出会えました。
最初は傷の舐め合いだったのかもしれない。もしかしたら、彼に出ていくまで、そうだったのかもしれない・・・
それでも私は彼を愛しました。彼は私を愛してくれました。
あの気持ちは、私たちのあの気持ちは確かに愛でした。
あなたが憎いわけでもない、あなたがいらないわけではない。
ただ、あなたを愛する事が出来なくなっただけ。
あなたも前に進んでください。私を愛するなどという表現で、独占欲と喪失感を埋めようとしないで。
きっと闇に呑まれても、罪を重ねても、そこから人間は、何度だってやり直せるはずです!
だって、私はそうやって生きてきたんですから!!」
「だって、だってよう!
そんなら俺はこれからどうやって生きていきゃあいいんだよ!!?
支えにしてきた夢も、伴侶も失って!!
憎しみ以外に何を支えに生きていきゃあいいんだよ!!」
「あぁ~
なんというか・・・
ちょっと場違いかもしんないけどさ、
生き甲斐ってもんがないからこんな風に暴走しちゃったんだよ、ね?
だったらさ、森の民と魔族、そして人間の橋渡しをやってみないかい?
いや、考えなしで言ってるわけじゃないよ!?
たださ、魔族と講和したわけじゃんか?
それに当たっての人材が欲しいわけよ。
できれば、いままで中立的な立場が多かった森の民にさ。
あんたは森の民の鼻つまみ者だってのは分かってる。
けど、今あたしの森の民への繋がりって、あんたたちしかいないし、森の民・女だけじゃ、近すぎるのよ、色んな立場的に。
だから、森の民とも人間とも、魔族とも距離のあるあんたと組み合わせて仕事させられれば調整がとれるのよ。
あんた、仕事で失敗してひねくれちゃったんでしょ、だったら、そのねじれた性格は仕事で治さなきゃ!」
「・・・・・・考えさせてくれ。
ありがたい話だって判ってる。
けど、今までが狂ってたからすぐ返事はできない。いまこうして正気になってても、一時的なことかもしれないしな。
それに、俺は勇者なんていう世界の違う人間とは違うからな。」
「違いますよ?」
「?」
「違う世界の人たちだからってなんにもかわらないんです。変に構える必要なんかないって思います。
だって、魔族も森の民も、人間も全員<人間>なんですよ?
笑って、怒って、恋をして、悲しんで
あなたもあの人も一緒なんです。
だから、彼を逃げにするのも、自分を卑下するのももう止めにしましょう。ね?」
「・・・・あぁ。努力してみるよ。」
「むうぅぅぅ(私忘れられてる・・・?)」
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「なぜだ!!なぜだ!!
俺様は魔王を倒した国一番の男魔法戦士様だぞ!!
なのに、ただの老いぼれ魔法使い一人に勝てんのだ!!」
「あほうじゃの。
研鑽にあてた時間が月とすっぽんほどにちがうわい。
こちとら60年以上鍛錬を怠った事はないんじゃ。
指示する立場に立ってからは何もしてこんかったお前さんに負けるなど、天地がひっくりかえっても起こりえんわい。」
「も、もともと、魔王討伐に行かれた初期同行者のお一人であられますからね・・・」
「おぬしもワシとほぼ同数回行っておるんじゃがの?」
「ぼ、僕は回復役でしたし・・・」
「ありえんありえんありえんありえん!!!!
俺様は勇者の様な見ているだけでも腹の立つ生き方をしていない!!俺様は上に立つべき人間なのだ!
勇者を支持するお前たちがまちがっていr」
「だまれぇい!!!
そこまでいうのならば何故貴様の治世でこの国がより栄えんのだ!おぬしがしたことなど、現状維持が精いっぱい!国のためになった事など皆無に等しい。唯一の功績が魔王討伐の功績のみ!お主に期待していたのなど民衆の中でもごく一握りに愚民のみ!!指示を出せば見当はずれ!従う者などおらず、ワタシたちの手の平で踊らされるのみ!!!どうだ腹が立つだろう!怒りたくて仕方ないだろう!!おぬしが勇者を見てイライラ、むかむかするのと同じくらいワタシもおぬしを見て、イライラ、むかむかしてるのだ!はっきり言って!!!」
「現国王よ・・・」
「現国王様・・・」
「な、なんじゃ、おぬしら二人とも。」
「「いいすぎです(じゃ)」」
「もうあやつのHPは0じゃよ」
「ほら、呆然としてるじゃないですか。」
「ふ、ふん!!
自分の非を認めないあやつが悪いんだし。
まぁ、いい。国民たちには安全面の確保はしていると声明を出したぞ。
あとは女勇者たちが成功するのをまつだけだ。」
「そうか・・・頑張れよ、女勇者、『俺』」
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もう少し!非常識な魔力量のせいで正確には分からない!
けど、方向はこっちであってるはず!!まっててねお父さん!
!!?
『もう少しですよ頑張れーー・・・
って、見えてます?』
う、うん。コクン
『あちゃー遂に見つかったか―。
大丈夫私はあなたの味方よ。
天の声って読んでね。』
も、もしかして、あなたは!?
『残念!今見えているのは莫大な魔力量にあてられて偶然見えてるだけ。
すぐに見えなくなるよ。だから私が誰か?なんてのは野暮なんだよ。
だけど大丈夫。私はいつも「あなたたち」の近くで見守っているから。
頑張ってね。勇者の所までは本当すぐそこだから。
ほら、言ってる間に見えてきた。
お母さんとお父さんと幸せにね!!私の可愛い !』
待って!待ってよ!!あなたは!!!
「誰だ?」
っ!
戦闘シーン?なにそれ美味しいの?笑
まぁ、下手くそな戦闘描写を入れるより、キンクリした方が・・・ね
まぁ、戦闘描写入れたら、タグの会話文のみってのがウソになってしまうのでw
次回最終話!Happy End!!




