1、勇者ってどんな人?
『このお話は勇者のお話
彼がどんな一生を送ったのか、
興味のある方はお付き合いください』
『私ですか?
私の事は天の声とでもお呼びください。
このお話の主人公は自称勇者の彼女、
彼女は何故か、前任の勇者に興味津津。
彼について知ることが何につながるのか。
ハッピーエンドを目指して頑張ってほしいものです。
ではまたお会いしましょう。』
私は勇者、今の勇者。だれがなんて言ったって勇者。
この国には昔、私とは違う勇者がいたんだって。昔って言っても何百年も昔じゃないよ。いまから大体30年くらい前の話。
昔の勇者は私と違って、男の人。黒い髪に黒い瞳、そんなに高くない身長に若く見える顔。私は金の髪に茶色の瞳。黒ばっかりなら、世界も黒く見えるのかな?
昔の勇者は魔王をいっぱい倒したらしい。この世界では魔王はどんなに倒しても、次の魔王が選ばれて即位する。前の勇者は魔王が即位するごとに倒し、5回国を救ったんだって。
5回国を救って、英雄みたいな事をしているのに、この国の皆は本当の勇者のことを知らないの。
お城の人たちの言う、勇者はひどい人。女の人を次々に乗り換えて、ひどい言葉で捨てる、最低な男。
街の人たちの言う、勇者は可哀想な人。好きになった女の人と幸せになっている所を見たことが無い、不幸な人。
王様の言う、勇者は謝りたい人。この世界に無理やり連れてきて、不幸にしてしまった。
貴族の人たちの言う、勇者は便利な道具で怖い人。最初は使いやすかったけど、時が経つごとに狂い始めた、理解できないモノ。
村の人たちの言う、勇者は薄情な人。1人の女も幸せにできない、嘘吐きな男。
森の民の言う、勇者は癒したい人。頑張っても幸せにできなかった、親しい人。
お母さんの言う、勇者は愛しい人。あの人が居たから、自分は生きていられた、愛しい人。
これは皆が知っていて、皆が知らない勇者のお話。
次回からはインタビュー形式になります
心理描写とかマジ無理なんで、ただの会話文になります
それでも良い方はどうぞお進みください
ついでに前書きのイメージは某マンガ
「ドリ○ゴード」の進行役、キーとなってます