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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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猛火

 燃える、揺らめく、輝く炎

 街に、人に、夢に、継がれるかがり火

 君が、私に

 私が、君に

 渡して、預けて、助け合って、

 継いでいくともし火


 大きく燃えるそれが、私たちの心臓を蒸かしている

 心を沸かす、エンジンがアイドリングを止めない

 垂れ流されるエネルギーが体を満たして余りある

 心臓が煙を上げる、心が唸りをあげる

 まだまだ熱くなる

 私の想いに際限はなく、

 そんな興奮を君にもあげる


 大きく燃え広がる君の心臓が悲鳴を上げる

 感動の悲鳴、熱狂したファンがその思いのままに

 興奮は止まず、君がなす事すべてがステージに変わる

 それほどに人を惹きつける、

 秘めた思いのままに、それしか見ていない君の姿

 まだまだ熱くなる

 君の姿に私は共感して

 勝手に君の熱に浮かされて、またエンジンが唸る


 ギアは上がる、エンジンが回る

 もういつでも動き出せるのに、

 そんな浮ついた私は体が自然に揺れて

 それはまるで真夏の陽炎のように


 さぁ、誰か早くスタートの合図をくれ

 この思いを届けるために走りだすから

 ゴールを用意して待っていてくれ

 そのテープをこの熱で焼き切ってやる

モチベーション来い

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