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電衝
絶え間なく、目まぐるしく
世界を、
目に見えない文字が、
私には見えない。
貴方の思いが、
世界の真実が、
この目の前の現実が、
私には見えない
分からない
分かりたくもない
絶え間なく、目まぐるしく
海のように果てしなく
空のようにどこまでも
大地のほどの安定はなく
森ほどの騒がしさで
滝ほどの勢いで
雷が疾走る様に
轟き、響き、世界を満たす。
いつまで、この輝きを見ていればいいんだろう。
何もかもがそれを見つめることしかしないこの世で、
一体、私はいつまでこの輝きを見つめているんだろう。
この雷の輝きを、
青く瞬く電の輝きを、
私はこの目をその稲妻で灼だろう。
そうして見る世界がぼやけて逝っても、
そこにある輝きからは目を離せないから、
明るい世界を見ていたいから。
ネットをしていたら寝落ちしました。
そのせいで昨日は詩を上げられなかった...…
そんな戒めです。




