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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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苦熱

 目を開ける、それすら億劫。

 私の中で何かが暴れる。


 私は何よりも熱く燃えるもの。

 私は何よりも苦しく貴方を見守るもの。


 生命はその輝きでもって使命を成す。

 使命は立ち止まる事を許さぬ、最古の約束。

 約束は貴方の炎と共に。


 足に力が入らない。

 手は何かを求めて彷徨う。

 私には私の身体がどうなっているかなどわからない。

 ただ、貴方の覚悟だけを胸にしていた。


 涙は流れず、ただ貴方の熱を絶やすまいと、私はこの身を焚べ続ける。


 苦しみの中で、なおも貴方の熱を感じるために。

風邪をひきました。

やばいほど高熱です。

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