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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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愛刻

 いい子にしてたら

 愛してくれるの?

 いい子にしてたら

 一緒にいてもいいの?

 いい子にするから

 私も愛していいのかな


 押入れの暗いなか

 私はいつもいい子にしてた

 ちゃんとおかあさんの言う通り

 いい子に

 おかあさんは優しい人

 私がいい子ならなんでもしてくれる

 私の好きな物を食べさせてくれる

 私の好きなことをさせてくれる

 私を愛してくれている


 愛を刻む

 おかあさんの愛を

 私の愛を

 証として刻む

 これが私の愛だから

 おかあさんとの絆だから


 押入れが狭くなるころ

 部屋は不思議と広くなった

 ちゃんとずっといい子だった

 いい子に

 誰か私を愛してほしい

 私がいい子だって認めてほしい

 私が好きだって言って欲しい

 私を愛して欲しい

 私と一緒にいて欲しい


 独りで彷徨いようやく出会えた愛をくれる人


 愛を刻む

 おかあさんと同じ

 私の愛を

 証として刻む

 これが私の愛なんだ


 受け止めて

 隠さないで

 愛を

 愛しい痛みと共に

 私を見て

 私を忘れないで

 紅く染まるあなたに覚えていて欲しいから

最近、靴擦れのかさぶたがはがれて

本当に足が痛かったです。

傷つきたくないものですね

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