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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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灼暁

 蠢く者たちの時間は終わり

 世界に炎がやってくる

 徐々に訪れる優しい光、

 光と裏腹に命に響く灼熱

 今日もまた、世界を焼く時間がやって来る


 レアの時間

 私は世界に光が訪れたことを知る。

 まだぼんやりと定まらない

 そんな意識の中で、確かに覚醒している部分で

 冷静に考える

 今日も焼かれる


 ミディアム

 外に出した濡れた布がもう渇いた。

 水なんてどんどんと無くなっていく

 布から、土から、のどから、雲から

 世界から

 水はもう焼けこげて無くなってしまった。


 ウェルダン

 もう余熱だけで芯まで熱がこもる

「ひ」はもう必要ない

 もう必要ないぐらい十分熱はこもった

 すこしだけ休ませてほしい

 その方がきっとおいしいから

 そうやって意識を引き締めるのだ


 また、世界に炎がやってくる

 徐々に訪れる優しい光、

 光と裏腹に命に響く灼熱

 今日もまた、世界を灼く暁がやって来る

朝一番の時間ですでに暑い

昼間などもってのほか

唯一の救いになるはずの夜もダメ

どうやって生きていけばいいのか

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