表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一日一詩  作者: 時ノ宮怜
33/87

甘動

 匂いがする

 甘い甘い匂いがする


 いい匂いがする

 楽しそうな声が聞こえる

 お菓子のような甘い甘い匂いがする

「さぁ、お菓子をどうぞ」

 そんな声と共に匂いが漂う

 ああ、なんて美味しそうな匂い


 美味しいお菓子

 甘いお菓子

 紅茶を用意して、お菓子を目指そう

 匂いの元へと向かおう

 今日はパレード


 みんなも匂いにつられてやって来る

 甘い甘い匂いにつられてやって来る


 そうして続くお菓子の行進

 お菓子の交信

 美味しいを共有して、

 甘いものを教え合って

 また仲間が増えた

 お菓子を目指して

 また始まる僕らのパレード

 さぁ、甘いを求めて


 だどりついたお菓子の街

 美味しい美味しい甘い街

 クッキーが歩いてる

 飴の窓が綺麗に輝く

 マシュマロの車が行きかう

 お菓子の街


 やっときた僕らの目的地

 もう腹ペコ

 甘いおかしを食べよう

 満足するまで


 お菓子を食べて、

 お菓子を食べて

 冒して、侵して、犯しつくそう


 僕らの行進は止まらない


甘いモノはいい

それが罪深いと分かっていても止められない

その甘さ

さぞや脳に響くことでしょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ