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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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誤感

 何かが違う、

 私のしていること、

 私がしてきたこと、

 私がこれから歩む道

 何かが違う


 何が違うかなんてわからない

 何もかもが違うから

 違う何かを正して、

 正しくなって、

 いつかは正解にだどりつけると思っているから


 私の行く道を見る

 遠く遠く、どこまでも続く道

 私が歩む道を見る

 光輝き、暖かさに溢れる道


 ああ違う

 これは違う

 何かが違うのだ


 私は耳を澄ませる

 静かに広がる私の道

 私が歩む道を聞く

 穏やかな潮騒と、子供たちの笑い声


 違う、違う

 これは違う

 違う何かを聞いている


 いつか、どこかで見た聞いた

 私じゃない誰かが歩んだ道を

 誰かが歩んだ安全な道を

 見て聞いていた


 私は触れて、嗅いで、味わった

 苦渋を、辛酸を、

 決して楽ではない道のりを

 笑うだけではない経験を


 私のこれから歩く道も

 私がこれからする経験も

 私にこれから訪れる全てが


 私にとっては苦しい物だと、

 そう勘が告げている


 私には苦しくても、

 決して楽ではなくても、

 私には本当だと思える道を歩めるように

 私は今日も勘を信じる


 私の勘覚を信じる

五感があって第6感を、勘とするならば

違和感とは何番目の感覚なのか、

違和とは感覚とは、人の何を刺激しているのか

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