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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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千光

 暗いこの部屋を刺し貫く光

 沈む私の心すらも貫いて

 降り注ぐ雨よりも多く

 数多の心を貫いて


 沈む私を輝かせる光

 あなたの進む道を照らす灯り

 身軽な一人、孤独な一人

 光を求めて空を見る


 夜空に輝く光の星海

 心が旅経つ心の内海

 ずっと、このまま、どこまでも

 あの光を目指して


 暗いこの部屋を刺し貫く光

 暖かい月の微笑み

 輝く星のどれよりも強く

 私の心に入り込む


 幾億の光に触れて

 私は、今、ここにたどり着く

 風はそよぐ、光と共に

 私を連れて、


 暗いこの世界を刺し貫く光

 命を育む陽の光

 何よりも強くただ強く

 私たちを慈しむ


 沈む私を刺し貫く光

 私を見て、私を導く光

 星の光よりも速く、

 月の光よりも優しく、

 陽の光よりも強く、

 私を刺し貫く。

 心の奥底に届く光。

朝、目が覚めて

カーテンの隙間から差し込む光に

なんとも言えない趣を感じます

それに現実を見るのか、

未来を見るのか、希望を見るのか

それはきっと誰にも分からない

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