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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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愛夏

 あの日確かに感じた感情も

 あの時確かに見た景色も

 いつか、またいつかと別れていく

 振り返ることなく忘れていく


 燃えるように染まる教室と

 ただ一人、本を読む

 ただ見ているだけだけど

 いつまでも続けばいいと願っていた

 そんな思いも忘れてしまった


 あの夏はどんな暑さだっけ?

 あの夏は何をしたっけ?

 あの夏を誰と過ごしただろうか

 過ぎ去る想いに重さは無くなっていく


 恋をした。

 愛を覚えた。

 誰かと一緒になって泣いた。

 そんな日々を忘れていく

 誰もいない夏の日々


 時間が流れて、

 忘れてしまった事を忘れ

 何もなさずにただ過ごし、

 雨は止む。

 少し重たい晴れの日が、何かを思い出す。


 あんなに毎日が輝いていたのに

 あの夏を楽しんでいたのに

 幸せを知っていたのに

 私は恋をしていたのに


 恋をした。

 愛を覚えた。

 誰かと一緒になって泣いた。

 そんな日々を忘れられない

 私と貴方がいた夏の日を。


 私はちゃんと恋をした。

最近の昼間は暑いですね。

お昼に外を歩いていたら子供がはしゃぎながら「夏だ!」と言っていました。

私はまだまだ梅雨も終わっていないのだから夏は先の事だと思っていました。

子供の方が素直な感性で、季節を感じるのですね

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