第7章 特別市場
あれから数日は、家でお茶をしたり、マリンさんの家事を手伝ったり、図書館に行ってアンさんと話をしたりしていた。そのような中、図書館で、アンさんが急にこんなことを言い出した。
「私、友達ができたら、やりたいことがあったんです!」
「何ですか?」
私は聞いた。
「友達とあっちこっち歩き回って、ショッピングや探索をすることです!」
アンさんは言った。
「3人で?」
富美は何かに感づいたような顔をして言った。
「3人ですよ、勿論。」
アンさんは言った。そして、アンさんは富美に耳を貸してくれと言い、
「まさか、明さんと2人でなんて……富美さんと明さんが付き合ってるわけなんですから、そんな邪魔するわけないじゃないですか。」
と言ったようなのだが、私の耳には届かなかった。富美は赤くなって、
「別に気にしてないんだから!」
と言った。私は急に富美が叫んだので驚いた。
「どうしたんだ?急に……。」
「何でもない。」
私は、何か変な噂をされたような気がして、いい気分にはなれなかった。
「で、どこに行くんですか?」
富美は話題を変えるように言った。アンさんは答えた。
「はい、それは、1ヵ月に一度、村の中央広場で開催される『特別市場』です!」
「『特別市場』?」
私と富美は聞いた。
「あ、2人とも、元旅人で、この村に来てまだ1ヵ月経っていないんでしたね。この村の中央広場あるじゃないですか。そこは、毎日屋台が並んでいて、市場としては十分成立しているんですけど、月に一回行われる『特別市場』は、もはやお祭りなんです。」
旅人……そういえば、最初、私と富美はそんなことを言ってはいたが、冷静に考えれば、ここまで辺鄙な村に旅人が来るものなのだろうか。いや、そんなことはどうでもいい。私と富美は反応した。
「お祭り?」
アンさんはテンションが上がったかのように言った。
「ええ、村の外から、物資が届けられる日に行われるんですがね。普段と比べ物にならないくらいの出見世や屋台が出るんですよ!」
「本当ですか!?」
私と富美は言った。アンさんは言った。
「そうなんですよ!で、私たち3人でそこを周れないかなって。」
『特別市場』……面白そうだ。私と富美の意見はこの時点で決まっていた。
「ぜひ行きましょう!」
「本当ですか!ありがとうございます!」
こうして、アンさんと『特別市場』に行くことが決まった。『特別市場』の開催は3日後、その日までになにかと用意しておく必要がありそうだ。
私と富美は、3日後の開催に会わせ、服の準備や持ち物の確認などをした。たとえ友人とはいえ、あまり粗相のないようにしなければならないと思った。楽しみにしていると、案外、時は早く進むもので3日後というのは、すぐにやってきた。
『特別市場』開催当日、私は賑わう人々の声で目を覚ました。私は自分の部屋から出ると、同時に富美も部屋から出てきた。
「おはよう……何?朝から騒がしい……。」
寝ぼけた富美が話しかけた。
「えーと、何だろう……。」
私も寝ぼけていて、あそこまで楽しみにしていたのにもかかわらず、今日が『特別市場』の開催日であるということを認識するのに、数十秒ほど時間がかかった。そして、私はやっと思い出した。
「そうだ!今日は『特別市場』の日じゃなかった!?」
「そうよ!アンさんを待たせたら悪いよ、早くいこう。」
富美も思い出したようだった。私と富美は、急いで着替えて、荷物を持って外へ出た。昨日までに用意をしていてよかったと、私と富美は過去の自分たちに感謝した。そして、玄関の扉を開けると、そこには、見たこともないような光景が広がっていた。
町中は、カラフルに飾りつけされ、道は人でごった返している。多くの紙吹雪が舞い、朝から祝砲なのか花火なのかわからないが、パンパンと音が聞こえる。この様子はまるで日本の祭り……いやそれ以上かもしれない。毎月これをするとなると、こんな予算どこから出ているのだろうと、元生徒会役員の私と富美は、少し疑問を覚えたが、そのようなことは今の私と富美には関係なかった。それはともかく、この人混みからアンさんを見つける必要があった。気合いを入れて見つけようと身構えたが、その必要はなく、アンさんは家から見える範囲にいた。アンさんは私と富美に気づいたようで、手を振った。私と富美も手を振り返すと、私たちのもとへ走ってきた。
「あ、明さんと富美さん!なかなか来ないので、今、家を訪れようと思っていたんです。」
「す、すみません、寝坊です……。」
私と富美は謝った。
「全然大丈夫ですよ!」
アンさんは言った。そして、私と富美とアンさんはとあることに気づいた。アンさんは、いつもの服装ではなく、背中に大きなリボンのついたオレンジ色のワンピース姿になっていた。そして、富美もまた、背中に大きなリボンのついた水色のワンピース姿だった。
「被りましたね。」
アンさんは言った。
「色違いってことでセーフです。」
富美は言った。なお、私は赤いチェック柄のシャツにジーパンである。ザ・オタクな格好と言われても、文句が言えない。
「それよりも、すごいでしょう!この賑わい!」
アンさんは、少し興奮気味に言った。
「ええ、すごいですね!」
私は言った。そして、アンさんが両手を空に広げ、
「これが、村最大のお祭り、『特別市場』なのです!!」
と言った。
「何だか、すごく楽しそう!」
富美は過去にないレベルでテンションを上げていた。
「早速、行きましょう!」
アンさんはこう言い、私と富美を引っ張りながら、中央広場へと向かった。
中央広場に到着すると、これまた多くの人で賑わっていた。アンさんの言うとおり、普段と比べ物にならないくらいの出見世や屋台が出ている。これをみて、アンさんは、楽しそうにはしゃいでいるし、富美は、もはやはしゃぎすぎて、ふわふわと宙に浮かびかけている。
「富美、下!」
私は言った。富美は下を確認すると、驚いた様子でゆっくりと地面に足をつけた。
「危なかった……でも、そういう明君だって、人のこと言えないでしょう。」
富美は言った。私は下を確認すると、数ミリ程度だが、浮かんでいた。どうやら、私は気持ちを隠し切れない性格のようだった。私もゆっくりと地面に足をつけた。
「でも、この人の多さでは、誰も気づきませんよ。」
アンさんは言った。私と富美は、周りを見渡した。誰も気づいている様子はなかった。私は気づいたので言った。
「てか、浮いてるのわかってるなら、教えてくださいよ。」
「いや……面白くて……。」
アンさんがそういうと、いきなり吹き出し始め、笑った。私と富美もつられて笑った。友達というのは、こういうものなのだと、改めて気づかされた。そして、その時、あの「いつも通りのメンバー」といたときの生活を思い出した。彼らは、今元気にしているのだろうか。私と富美が死んでしまって、傷ついていないだろうか。特に戸部君と植木さんに関しては、神様が「大丈夫」と語っていたが、本当に「大丈夫」なのだろうか。そもそも、神様の「大丈夫」の基準は何なのだろうか。それが、私の頭をよぎった。
「どうかしたの?」
富美は心配そうに私を見ている。
「いや、昔のことを思い出していただけ。」
「あ、そう、それより、いろいろ周ろう。」
富美は私の腕をつかんで言った。その後、『特別市場』の出見世や屋台を軽く見て、中央広場の噴水の前までやってきた。
『特別市場』では、多くのごちそうが何と無料で振舞われる。村の人々は、飲んで食って大はしゃぎだ。私たちもそれに混ざった。ここでも、20歳未満の飲酒を禁止するルールは健在のようで、ジュースとなってしまったが、それでも、振舞われる料理はどれも美味しかったし、楽しい雰囲気を味わうことができた。そのような中、富美は気づいたことがあったらしい。
「アンさん、お酒を飲まないということは、20歳未満ですか?」
そう聞くと、アンさんは言った。
「へ、言ってませんでしたっけ?私、15歳ですよ。まあ、友達に歳とか関係ないですけど。」
「同い年。」
私と富美は声を合わせて言った。アンさんが私たちと同世代であろうということは、なんとなくわかってはいた。そして、今、確実なものとなった。
「え、そうなんですか?」
アンさんは同い年であることを予想していなかったらしくきょとんとしていた。
「あなた方のほうが上かと……てっきり。」
アンさんは言った。私と富美は笑いながら否定した。
「それはないですよ。」
3人は、また同時に笑った。
それから、しばらくして、私たち3人は気になった屋台をきちんと見ることにした。そして、アクセサリーの屋台を通り過ぎようとしたときに、屋台のおじさんに、
「よっ、噂のカップルさんと、アンさん、どうだいおひとつ。」
と言われた。私と富美は恥ずかしくなった。アンさんは少し噴き出して、笑っていた。さて、こうも言われてしまっては、見ないわけにもいかず、アクセサリー見ていると、青い宝石がついているアクセサリーがあった。妙に惹かれる不思議な輝きがある。私はこれを指さして言った。
「これは、何ですか?」
すると、おじさんは答えた。
「これは、いともめずらしい、飛行石を使った髪飾りとブレスレットだよ。どうやら、この飛行石は『浮遊術師』の力を倍増させるらしいんだが、世界に数えるほどしかいない『浮遊術師』にそう簡単には会えないわけ。それに、『浮遊術師』以外には特に効果がないから、需要無くてさ……。」
私と富美が持っている『浮遊術師』の力を倍増させるというではないか。これは、とんでもないアイテムなのかもしれない。しかも、この髪飾り、富美に似合いそうだ。私がブレスレットをつけて、お揃いにするのも悪くない。それにしても、飛行石という名前の青い石、どこかで聞いた気もする。しかし、この石はサファイアのような透明感のある青色で、『浮遊術師』の力を倍増させるしか効果を発揮しないとなれば、多分それとあれとでは別物であろう。というか、そもそも世界が違う。
「これ、おいくらですか?」
私が聞くと、おじさんは渋い顔をして言った。
「えーとね、こんなのいるのかい?いくら珍しい石とは言え、効果がないものを買うなんて、物好き……あっ、そういえば、君たち『浮遊術師』の『称号』を持っていたじゃないか。おお、これは、運がいい。どうぞ、2つセットで銅貨3枚。」
私は銅貨3枚をおじさんに手渡した。すると、おじさんは、
「じゃあ、どうぞ。」
というので、
「じゃあ、すみません……。」
と、私は恐る恐る手に取ろうとすると、おじさんはそのアクセサリーを私が手に取る前に、手に取って、
「持ってけ、持ってけ。」
と嬉しそうに手渡した。
「ありがとうございます。」
私は言った。
その後、私は富美に髪飾りを手渡した。
「え、いいの!?」
富美は言った。
「いいよ、富美のために買ったんだ。私もお揃いだし。」
私は腕につけたブレスレット見せて言った。すると、富美は嬉しそうに髪飾りを受け取り、頭につけた。
「やっぱり、私の見込んだとおり、似合ってるよ。」
「うん、ありがとう。」
富美は嬉しそうに微笑んだ。
「明君も似合ってるよ。」
富美は言った。私は嬉しい気持ちになった。そんなことをしていると、それを見ていたアンさんが膨れた顔で言った。
「私にも、何か買ってくださいよ……。」
さすがに、何も買ってあげないのも可哀想だったので、私と富美は、ほかの店で本を一冊買ってあげた。
「ありがとうございます!一生大事にします!」
アンさんは、嬉しそうに本を抱きしめている。
「いや、一生って……。」
「そこまで、しなくてもいいよ。つまらない本だったらあれだし。」
私と富美は言ったが、すると、アンさんは、首を横に強く振り、こう言った。
「いやいやいやいや、つまらないわけないですよ。それにしても、私がラビターさんの著書が好きだということを覚えててくれたんですね?とても嬉しいです!」
「いや、それほどでもないです。」
「友達だったら当然よ。」
私と富美が返事をすると、アンさんは微笑んだ。それからまた、『特別市場』をまわり始めた。
「あっち、面白そう!」
富美はとある屋台を指さして言った。
「行きましょう!行きましょう!」
アンさんは言った。2人は楽しそうにはしゃいでいる。何だか自分だけ置いて行かれている気がしなくもない。今思えば、アンさんは、富美がこの世界に来てから、初めての同姓同世代の友人。こうなってしまうのは仕方がないことなのかもしれない。本当は、もう少し富美と一緒に『特別市場』をまわりたいが、今回は2人の邪魔をしないようにしようと思った。
「明君も行こうよ!」
富美は振り向いて言った。
「あ、うん。」
私はそう言って、2人の後を追いかけた。
楽しい時間というのは、あっという間に過ぎて行ってしまうものである。気が付いたころには、日も落ち、『特別市場』も終わりに差しかっていた。私と富美、そしてアンさんは中央広場にいた。他の人々も中央広場に集まり始めていた。
「人多いですね。」
富美は言った。
「ええ、まあ、ここが一番のスポットになってますから。」
アンさんは言った。
「スポット?」
私は聞いた。
「まあ、この後分かりますよ。」
アンさんは言った。そして、しばらく待っていると、皆が一斉に空を見上げ始めた。
「まもなく、『特別市場』のクライマックスですよ!空を見てください!」
アンさんは言った。私と富美は空を見上げた。すると、大きな音とともに、巨大な花火が打ちあがった。そう、『特別市場』のクライマックスとは、花火大会のことだったのである。
「きれい……。」
富美は目を輝かせながら言った。
「きれいだな……。」
私は言った。富美と付き合って、いまだ半年。夏休みは花火大会を見に行かなかったこともあって、これが恋人同士となった富美と初めて見る花火だった。こうしたときは、普通……キスとか、告白とか、色々とするのが、テンプレである。しかし、なんとなく、それらをする気にはなれなかった。富美は少しもじもじとしていて、何かを期待しているのは、一目瞭然なのだが、それでも、する気になれなかったのである。理由は、周りに大勢の人がいるということもあるのだが、それだけではない。今回は、アンさんとの親睦を深めるために出かけているといっても過言ではない。私と富美の2人で自分勝手にやっていたら、アンさんが取り残されて、3人とも何とも言えない気持ちになってしまう。が、これは、もしかしたら、キスとか色々なことを先延ばしにする正当な理由が欲しいという気持ちの表れなのかもしれない。確かに、恋人にこうしたことをする義務はない。しかし、今やらなければ、きっと後悔するような気がした。私はふとアンさんのほうを見た。やはり、私は思ったことが顔に出るタイプらしい。アンさんは私のことは気にしないでと言わんばかりに顔を縦に静かに振った。私は覚悟を決めた。
「富美……。」
私は静かに言った。その直後、私は、富美の手を引っ張り、人混みの中を走りだした。
「え!?」
富美は私の急な行動に驚いた。アンさんは、恥ずかしそうに顔を隠した。
さすがに、今、この中央広場のど真ん中で何かするものなら、村の全住民の注目の的になってしまう。私は、誰もいなさそうな場所へと富美を連れて走った。そして、その場所は案外早く見つかった。村のほとんどの住民は花火を見るために、中央広場に集まっていた。だから、中央広場でなければどこでもよかったのだ。そして、周りを確認して、私は地面を強く蹴った。ブレスレットが青く光った。私と富美の身体は浮き上がった。そして、空高く上がっていき、花火と同じくらいの高さで静止した。
「ど、どうしたの……?」
富美は顔を赤らめて言った。
「そういえば、付き合ってから、まだ、これをしてなかったって思って。」
私は言った。
「これって……。」
富美がそう言いかけたとき、私は富美に静かに口づけをした。花火の音が小さく聞こえる。時がスローに感じる。私と富美は、心も身体もふわふわと浮き上がっていた。そして、その後、2人で抱き合った。この時間が永久に続けばいいのにとそう思っていた。2人きりの空で、見た花火はこれまで以上に美しかった。
それから、しばらくして、花火大会は終わった。あれから、数十分しか経っていないと思うが、私たちには何時間にも感じられた。
「どうでした?進展ありました?」
アンさんは聞いた。アンさんは学術的なものしか興味がない人なのだと思っていたが、実はこうした恋愛話も大好きだったらしい。
「え……まあ、うん。」
私と富美は言葉を濁した。
「うーわ、いいですね。恋愛ってのは。これで、ご飯3杯はいけます。」
アンさんが急におじさんっぽいことを言った。
「それにしても、申し訳ない。せっかくの花火大会を1人で過ごさせちゃって。」
私は言った。
「いえいえ、逆に花火以上のものを見させていただきましたし、本も買っていただいたので、こちらこそです。」
アンさんは笑顔で言った。
「よかった。」
富美は言った。
「それじゃ、私はこれで。」
アンさんは言った。
「ええ、では、また。」
私と富美は挨拶をした。アンさんはこちら側に手を振りながら、道路を走っていった。私と富美も自宅へと戻った。
家に戻り、しばらく気まずい雰囲気が漂った。しかし、風呂に入ったり、夕飯を食べたりしているうちに、その雰囲気もなくなり、今日の『特別市場』の話をした。
「そういえば、この髪飾り、力を倍増させる効果があるとか言ってたけど、実際どうなんだろうね。」
富美は机の上に置いてある髪飾りに触れながら言った。
「どうなんだろう。まあ、あの時、少し、飛びやすかった気もするけど……。」
私も机の上に置いてあるブレスレットに触れながら言った。少しの沈黙が流れた後、私は言った。
「試しにやってみるか。」
「何を?」
富美は言った。私は答えた。
「つけた時とつけないときの比較。」
私と富美は初めはアクセサリーをつけないで、飛んでみることにした。といっても、いつもの感じというのが率直な感想である。次に、アクセサリーをつけて飛んでみた。すると、アクセサリーが青く光りだし、身体が浮かんだ。
「え、イメージを少しするだけで浮かびだした。」
富美は言った。
「あららら、浮遊感与えちゃったかな?」
私は言った。身体は瞬く間に上がっていき、天井に頭をぶつけた。
「いてて、少し、イメージというか力というか調整しなきゃな。」
私は言った。
「うん、そうね。」
富美は言った。そして、2人で頭をさすっている姿を見て、笑った。
この日の『特別市場』は私と富美にとって、かけがえのない一日となった。
【予告】
あれだけ充実していた異世界生活に飽きを感じ始めていた明と富美は村を散歩することにした。その道中の工事現場で出会ったのは、翼を生やした作業着姿の男性。明と富美は、その姿に驚きつつも話しかけると、彼は夢を語りだした――
次回 第8章 空にあこがれて 現在公開中
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お久しぶりです、明日 透です。
二人は常に宙を舞うの第7章を読んでいただき、ありがとうございます。今回は、日常回と言った感じでしたが、アンの少し変わった性格があらわになったと同時に、2人の間柄にも大きな進展がありました。……2人には、末永く爆発してほしいものですね。なんて、作者が言ってはいけませんね。
夏休みとなりました。私の部屋の気温も、常に30℃を越えています。不思議と、今回の内容も夏祭りっぽさを感じたような気がします。とはいえ、休みにも関わらず、投稿頻度が落ちている時点で、なんとなく想像はつくとは思いますが、今年の夏休みは、優雅に休める状況ではありません。しかし、時間があるときに、少しずつでも投稿出来ればと思っています。
なお、次回で、転生編は終了となります。とはいえ、別に最終回とかではないので、安心してください。内容が少し変わってくるので、新しい節目をつくる。ただそれだけです。何編が始まるかは、次回のネタバレになってしまうので言えませんが、どのように変化していくのか、ぜひ、ご期待ください。
次回もお楽しみに。