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プロローグ~その1~

士官学校設立とその大冒険の始まりです。

僕も楽しみながら書いていきます。

※この小説の更新頻度は遅くなります。ご了承ください。


 フィルドランド王国に位置する。フィルドランド王立士官学校。

 今日も未来の騎士を目指して、この大陸の、いやこの世界のありとあらゆる国々から生徒が入学してくる。


 この士官学校は、フィルドランド王国が位置する、中央大陸だけでなく、世界で一番選りすぐりの生徒が入学してくる。

 ゆえに世界一の名門校と呼ばれる。


 「知ってるか?フィルドランドは、一時期、魔王に支配された悪魔の帝国だったんだってよ。」

 「ああ。知ってるよ。というか、この世界の誰もが知っている物語だろそれ。」


 男子生徒二人が会話している。


 「そんで、その魔王をぶっ倒すために、この士官学校が設立されて、さらに勇者とそのパーティーも入学してきて、魔王と戦ったんだってよ。」

 「それも知ってるよ。」


 男子生徒二人はさらに得意気になって、会話している。


 「すげーよな。この士官学校の初代生徒会長兼、初代国語教師でもあって、歴代最長在位をいまだに塗り替えていない第23代女王。そして、この士官学校はその女王の家来たちで運営して、その筆頭であってこれまた歴代最長在位記録を塗り替えられていない、フィルドランド第45代宰相が設立したんだよな。俺、その家来たちに憧れてよ~。必死で勉強して、入学したんだぜ!!」

 「ああ、俺もだぜ。というか図書館にあるだろ。その45代宰相の日記が。」


 「そうなのか?マジで読みてぇ。そして、会ってみてぇな。そいつらに。」



 フィルドランド王国の設立とこの士官学校創設の物語。

 すなわち、殉職した警察官が転生して、王女とともに、魔王に支配された国を救う物語が始まる。そして、それは後世に広く伝わって行くのであった。



ご覧いただき、ありがとうございました。

まだまだプロローグの段階なので、どうなるかお楽しみに。

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