バレたけど友達、、だよな?
「ビ、ビックリしたじゃないか、なぜいきなり現れるんだ!天井に張り付いてたのか?ていうか君は誰だ?」
い、、きなりバレた。
個室にヒトはいないとばかり思っていたが、、、
運悪くいたな。
にしてもコイツ、良い身体つきだな。
決してそういう趣味ではないが、かなり逞しい。
鍛冶師かなんかか?
「すまない、隠密起動隊ごっこというある種の遊戯をやっていてな。体勢を崩してこの様だ。笑ってくれ。」
純度120%の冗談が通じなかったせいか、彼は俺をまじまじと見つめている。
「お前、、いや、、君はかなり良い筋肉を持っているな、どういうトレーニング方法だ?」
「へぇ?」
こいつ、、、
なにかと思えば筋肉かよ。
でも居たなぁ、魔神王だったころに筋肉だるまの一家が正々堂々と勝負を挑んで来たっけ、
家の名は確か━━━━━
「君ってもしかしてボストン家のご子息だったりする、、、かな?」
「?、、もしかして俺のことを知っているのか!?」
詰んだ、、、、、、、
コイツに俺が魔神王だということは絶対バレないようにしないと!!!
親の報復が目に見える。。。
「そんなことより、、だ、、、」
不味いなばれたか?
「お、俺と、、友達にならないか!!!」
「、、あぁ、なんだそんなことか。いいぞ。」




