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魔神王アルバート、モブになる  作者: 神谷悠人
学園編
24/62

バラモンズ祭

バラモンズ学園


闘技場


「いよいよやってきましたぁぁ!!!

バラモンズ祭!!!!

まずは学園長からのご挨拶です!!」


ネルスが闘技場の一番見えやすい所に立つ。


「学園長のネルスだ。今年もこのように何事もなく開催できたことを嬉しく思う。そして来賓されてるファラクト学園長とデマウンス学園長。今年も参加してくださりありがとうございます。」


ネルスがその二人と思わしき人物に頭を下げる。


「それでは、、、バラモンズ祭 開幕だァ!!」



ネルスの掛け声と共に会場が揺れるほどの歓声が沸き起こる。



俺はシード枠。一、二戦待たなきゃいけない。


「ハァ、暇だなぁ。」



「アルト君!次、私が戦うから見ててね!」


声をかけてきたのはアリーゼ。


「うん。見とくよ。頑張ってね。」


「うん!」


返事をするやいなやすたすたと闘技場へ行ってしまった。


さてと、それじゃあ見に行きますか。


観客席に行くには一度外にでなければならない。


なんて面倒な造りなんだ。



────ん?


この魔力は、、、ヴォイダーキャット!?


十匹か。


「体慣らしに丁度良い。」


爆速で現地に向かった。

徒歩十分。

そこには召喚士とトロール二体が増えていた。


「なッ、貴様誰だ!?」


召喚士が反撃をする前に首を胴から切り離す。


「ンニャァァァ」


「ヴゴォォ!!!」


魔法なし、筋力のみのバトルか。

俺の筋力100パーセントは中々日常では出せないからな。

久々だなぁ、ケルベロス以来か。


「いいよお前ら。遊んでやるよ!」


まずはヴォイダーキャット。


一匹目、二匹目は回し蹴り。


三~六匹目は飛び膝蹴り。


七、八匹目はかかと落とし。


九、十匹目はタコ殴りしてやった。


次はトロール二体。


さすがにこれは魔法使おうかな。。。


「闇魔法 闇沼やみぬま


闇魔法は禁忌魔法なので即興で作った技だが、中々カッコいいな。


前前世のワ○ピースのヤミ○ミの実のブラックホールみたいだった。



すると闘技場から激しい歓声が聞こえてきた。


やべ、アリーゼの試合終わっちゃったかな!?


またもや爆速で闘技場に戻ると、時間の流れは俺の想像以上で、


アリーゼが二試合とも勝ち進んだとのことだ。


次の相手は、、、


「出場選手の紹介をします。先程の試合に引き続き、バラモンズ学園 アリーゼ レングラス。

そして、対戦相手はバラモンズ学園の───」


へぇ、まだバラモンズ学園の生徒が残っていたのか。

すごいな、誰だろう。


「アルト テグラス!リングに出てください!!」


え?俺?、、、


え?、、俺?、、、(二回目)



アリーゼと戦うのか?、、、まじかよ。

どーなるんでしょーねー。



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