表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Eyes War  作者: 羅火丸
3/4

謎の光

今回は短めに

あまりの光景に目を疑った。100人以上の人間の死体がそこに転がっているのだ。首から下の無い体、原型を留めていない四肢、あたり一帯を埋め尽くす血と臓器。この世の物とは思えない光景に俺は思わず嘔吐した。

「うわぁぁぁぁ!!」

奥から悲鳴が聞こえてきた。それと同時に走ってくる音が近づいてくる。後ろを振り向けばそこに居たのは夢道だ。夢道の顔は涙と鼻水まみれだ。夢道は俺の肩を掴んで震える声で聞いてきた。

「下野くん!なんなの!?これ!」

「そんなもん知るか!俺に聞くんじゃねぇよ!」

俺は肩の上にある腕を払い除け、勢いのまま夢道の胸ぐらを掴んだ。

夢道は驚き、怯えた顔で「ご…ごめん」と小さい声で謝罪を述べた。

俺はふと我に返ると「こっちこそすまん。つい感情的になっちまった。」と夢道に言った。

次の瞬間、突如として外の体育館が謎の光に包まれた。目が痛くなるほどの光に俺と夢道は目を閉じた。そして、しばらく経つと光がやんだ。目を開けると体育館を包んでいた謎の光は消えていた。

「なんだっんだろう。今の」

「分からない。だが行ってみるしかないだろう。こうしていても拉致があかない。」

「それもそうだね。」

そして俺は夢道と共に体育館に向かった。

そういえば夢道と話したのはこれが初めてかもしれない。コミニュケーション能力がない訳ではないようだ。もし、俺も夢道も神眼の加護なんてものを持っていなかったら仲良くなれていたのかもしれない。そんな事を考えているうちに俺と夢道は体育館に着いた。扉を開けるとそこには、5人ほどの人間と、明らかに人間ではない何かがいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ