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アマラカマラ  作者: アルフレッド・K
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獣が哭く、双子の罠

銃声が響き、数瞬の後に空から犬のような獣が降ってきた。

獣の胸は大きく爆ぜており中からどす黒い液体と内臓らしきものが垂れだしている。

「まずは一匹!」

嬉々としたアマラの声が聞こえる。

壁越しに私は声のした方向を窺う。

両手に装飾銃を携えた少女が、次の獲物を求めるように辺りを見回す。

仲間の敵討ちか相手が少女だからか、周辺にいた獣が彼女を囲うように姿を現した。

見た目は犬や狼に近く毛は大きく逆立ち、口から煙を吐いているように見える。

一匹が突然襲いかかるが、アマラは踊るように身を翻し銃弾を一発撃ち込んだ。

撃ち込んだ弾は獣の頭を的確に射抜くと大きく爆発した。

続いて彼女の背後から襲いかかった一匹に白い装飾銃で応戦、銃弾が当たった獣は突如、空中で停止。

そして先程、獣を爆発させた黒い装飾銃を向け発砲。一瞬の間の後、爆発。

どうやら白い銃は相手の動きを止め、黒い銃は爆発するらしい。

「残りは何匹かなぁ?」

新しい玩具を探すような楽しげな声を発するアマラ。

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