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治癒術師養成所発動

治癒魔法を教える私塾を創った


対象は経済的に裕福でない家庭の子供たち優先


治癒術師としての収入が生活費の足しになればと思ったから…


学費は 領主ムラヤ伯爵の支援で無料になった


学習期間は 週末に昼食付きで二日間、初級のヒールとキュアを教える


ヒールはホムラとアルフェリオが開発した新呪文


単発の威力は低いが、多人数で同時に唱えることで効果の上乗せが出来るらしい


人数がそろえば、部位欠損も再生できるそうだ


爆乳二人にドヤ顔で胸を張って自慢された…



とりあえず、貧民街で生徒を募集すると三人の獣人の女の子が来てくれた


「じゃあ、名前の書き方を教えてあげるから、自分でこの紙に名前を書いてください」


入学届に自分で名前を書いてもらう


この紙は、ぼくから魔力供給を受けるための契約書でもあるので、自分でサインしてもらわないと意味がない


授業は アルフェリオとその日手の空いている治癒術師が教えてくれる


ウチの治癒術師はぽやーっとした子が多いので、かなり緩い授業になった…


二日で済むのかと思ったが、きっちり仕上げてくれた



卒業する三人に活動するルールを教える


治療代金は、治癒師一人につき一回銀貨一枚(約千円) ただし、御礼の食料品や雑貨は含まない


収入は全部自分のモノにしていい


成人するまでは冒険者や兵隊には着いていかない


教団と揉めたり、問題が発生した場合にはすぐにクランに報告すること


よく言い聞かせ


赤十字マークの付いた腕章を卒業証書代わりに渡して、カリキュラム終了




卒業生の子達は、今は街の門で営業中


最初は外に立っていたが、現在は番兵の待機所で待たせて貰っている


「お嬢ちゃんたち、怪我人だスグに来てくれ」


「「「ハイ」」」


毎日、忙しい日々を送っているらしい


各々の家庭も随分生活が楽になったそうだ


本当に良かった…




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