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自己紹介しましょう

さてさて、では自己紹介といくか!


赤い髪の偉そうな人は偉かったです。第一王子だって。名前はアルフォンスです。王子じゃもっと長いだろって?うん、長かったよ。でも俺はここしか聞き取れなかったというか覚えられませんでした。遠い目をした俺に苦笑してアルフで良いって言ってくれた。イケメンさすが!!

アルフは見た目というか俺の勝手なイメージで赤って熱血かと思ったんだけど普通に男にも女にも公平で優しいって印象かな。さすが王子ですね。


続いて青髪さんは第二王子でシザーです。うん、発音俺には出来なかった。しじゅはると?しじりゃるんと?すげー見下しながらシザーでもういいって言われました。うん、イケメンでもこっちは滅びろ!

こちらはもう俺を見た瞬間冷たい視線を送ってくれたからな!偽物だ桃山さんが本物の神子だってな!俺もそう思うけど呼んだのそっちだから!助かりましたありがとうございます!


はい、次!黄色い髪の人は騎士団の団長の息子さんでクライブです。最初からこう呼んでくれればいいって言ってくれましたごめんなさい。あ、ちなみに桃山さんは大丈夫だったんだけど俺がアウトだってのが顔だけで分かったそうです。

クライブは普通に男だな。俺が偽物とか関係なくどうせ守るなら可愛い子が良いって俺に謝ってくれた。うん、俺もそう思うよ!謝ってもらって逆にごめん、それが普通だって言ったら握手された。


次は黒髪のエルトシャン。大丈夫か聞かれた。うん、ギリ。アルフォンスとかエルトシャンはぶっちゃけ好きな漫画やらアニメやらゲームでいたから大丈夫だけどそれ以上は無理。実際アルフォンスと同じでそれ以降試しに言われたけど覚えるどころかシザーと一緒で訳分からなかった。

エルトシャンは無口だな。大丈夫か聞いてくれたから優しいとは思うけど、名前だけの紹介で驚いた。まあ俺の頭の悪さに配慮した結果かもしれんけど。苦笑してアルフが追加してくれた情報は竜族だということ。竜にもなれるし今みたいに人型にもなれるそうだ。場所もとるし基本は人型なんだって。

あとで見せてくれないかな。ドラゴンはロマンだよ。


次はリン。オレンジの髪が美味しそうです。こちらは魔法師団の団長の息子様だそうですよ。えぇ、シザーと同じで俺を見下した後桃山さんの腕に抱きついてました。てめぇそこかわれ!って言わなかった俺を誉めてください。可愛い男も滅びろ。


最後はデュラ。こっちは緑の髪だがそれ以外はリンと同じ顔だ。つまり双子。あぁ、彼にも見下されるのか…と思って遠い目をしてたらすごい挙動不審な動きをした後なんか呪文唱えて俺にかけようとした。エルトシャンにとめられたけど、どうやら回復魔法をかけようとしたんだとか。そんなにやばい顔してたんか…。でもありがとうデュラ。君は天使だ。


次は俺達。魔物もいなけりゃ魔法もない。って伝えたら驚いてた。まぁ過去の文献で異世界の神子ではそういう人達もいるよ!って書いてあったみたいだけど実際に聞くと本当にあるんだそんなとこっていう。

んで桃山さんから自己紹介して得意なことは料理だと分かった。女子力半端ねー。手料理食べたいです。シザーとか皆頷きながら聞いてたよ。ちなみに流れからか桃山さんはヒメカって呼ぶことになった。嬉しいけど恥ずかしい。桃山さんを名前で呼べる日がくるなんて。しかし俺が呼んだら戸惑われた。うん、まぁ分かるけどさ。泣いていい?俺だけ桃山さんですよええ!!


そして俺。井上悟空です。えぇ、間違ってませんよ。あの悟空と同じです。まぁね、こっちの人は気にしないからいいけど俺には深刻な名前だった。両親が揃って大好きだったのだ。名字が孫だったらもっとアウトだったとは思う。名字が井上で本当よかった。でも子供はね、純粋で残酷なんです。ほにゃらら波とか撃てんのかよってね。ちなみに俺も小さい頃は撃てないかななんてね、風呂の中で構えてみたり呪文唱えちゃったりしたわけよ。雲にも乗りたかったわけよ。無理なの分かってたけどやってみるよね。男の子だもの。

まぁ俺が辛くて辛くてしょうがないのが周りはよく分かったらしい。うん、結構からかう期間は短かった。子供のくせにそんなに酷かったか俺は。そんな皆は俺のことをクーって呼んでくれた。なのでそう呼んでくれとまとめました。エルトシャン以外すげー遠い目してた。うん、意味分からないよね、皆さんには。ちなみに桃山さんは井上君と変わらなかったよ!

余談だが弟に悟飯は全力でとめた。響き的にもアウト。彼は強いし頭いいけどさ。後で知った弟にはすごく感謝された。うむ、俺頑張った。



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