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燦々

作者: ククリ

 祈りの塔での礼拝を終え、長く細い回廊を歩いていた。

 真っ白な塔と同じく純白の道。しかし、道と言うよりは、天窓の付いたトンネルのようだと思う。そこには、衣擦れの音以外は無かった。基本的に、音を立ててはならないと言う戒律があり、扉の開閉でさえ無音を求められる。常に張り詰められた空気は、真冬の季節も相まって、吐息さえ凍らせた。


(珍しい…この時間に一般礼拝なんて)


 まだ少し遠い出入り口の扉から、真っ黒な礼服を着た男が歩いてくるのが見えた。人が二人並べば肩がぶつかるほどの幅しかないため、私はその男のために立ち止まり、壁に背をつけて道を譲ることにした。これは、戒律ではなく、マナーだ。

 

(制服汚れちゃったかしら、白いから目立つのよね)


 目の前を通りすぎる男を待ちながら、背中を気にした。その時、ふと足元から視線を上げた男は、驚いた顔でこちらを見てきた。

 懐かしいホワイトローズの香りがした。

 私は気づかないふりをして、瞳を伏せたまま沈黙する。いつまで経っても通り過ぎてくれなかった男は、震えるような声を零した。


「リーリア」


 相変わらず紳士としての振る舞いを崩さない、所作が丁寧で綺麗な男のままだと思った。


「ご無沙汰しております、伯爵。」


 目の前の男は、二年前まで私の婚約者だった。

 婚約解消は両家合意であった筈なのに、なぜか息をするのが苦しそうな顔で男は言葉を詰まらせた。


(私は、頑張ってこの国で一番偉い神官さまになるんです。俗物まみれのお貴族様には、触れられないくらい遠く高いところで讃美歌を歌うの。真っ白なこの制服、似合っているでしょ?)


 頭の中では強気で饒舌だ。しかし、それらの言葉が口から出ないのは、自分もだった。

 当時の私たちは、伯爵令嬢と公爵令息という間柄であった。親の決めた縁談だったが、あの日までそれなりに良い関係を築けていたように思う。

 少なくとも、私は彼を慕っていた。初めて会った顔合わせの十年前、とっても綺麗な顔をした天使のような男の子に、私は一目で恋に落ちていたのだから。

 嫌われたくなかったのは勿論、好きな気持ちを疎まれたくない一心で、必死で婚約者として努力した。

 まず始めに、読書が好きな彼を真似て、私も本を沢山読んだ。

 次に、博識で十歳から通い出した学園でも常に上位でいる彼と会話が続くように、淑女教育とは別に通う必要のない学園へ入り勉学に勤しんだ。

 最後に、将来国の中枢で臣下となる彼の足を引っ張ることがないように、様々な国の文化や歴史を頭に入れた。新聞は毎日隅々まで読んだ。優秀な彼は、在学中に父親の爵位の一つを早くも譲渡され、伯爵としてその手腕を発揮していたので社交界では常に注目の的であった。そんな彼に恥をかかすまいとした私の努力を知ってか知らずか、彼は優しく穏やかにその時まで私を隣に置いてくれていた。


「アイネハーネン伯爵、この度は、クリアメーべ公国の王女殿下とのご結婚おめでとうございます。縁起が悪うございますから、私は婚姻式の聖歌隊より外されました。憂いなき式になりますことでしょう。」


「建前は良い。それより…なぜ、婚約解消に合意したんだ。」


「今さらにございます。」


「僕の中では、終わっていない。」


「終わったのです、二年前に。伯爵は、両家当主の署名に立会われたと伺っております。」


 あなたも、合意したではないか。そう優しく微笑んでみたが、目の前の男は微笑み返してはくれなかった。

 その天使のように美しい顔は、いつだって穏やかに微笑みを浮かべていたはずなのに、ここ最近ではそれを浮かべていないと噂話の好きなルームメイトの一人に聞いた事を思い出した。


(知ってるわ…あの微笑みの意味くらい)


 あの頃は、気付けなかっただけだ。それは、彼の本心では無いということに。私は愚かにも彼を幸せにできていると、驕っていただけだった。

 あの日、いつものように公爵家に呼び出されて、いつもとは違う客間に通されそうになった。その道中、いつも通されていた客間の扉が開いていた。私は、中から聞き馴染んだ声に、まさかと驚いて思わずはしたなくも立ち止まっていた。少し開けられた扉の隙間から、見てしまった。


『あなたといると、自然と笑い声を上げてしまうな。』


『私もですわ!あなたのような者が、私の婚約者であったならなんて幸せなことかしら!今より、よほど私のほうがあなたを楽しませてあげられるわ。』


『そうですね…毎日、楽しそうだ。』


 そこの開け放たれたバルコニーで、仲睦まじくお茶をしながら語らう二人を意図的に見せつけられたのだ。公爵家の意向か、彼の反抗心か、今でも分からない。もしかすると、クリアメーべ公国の思惑だったのかもしれない。

 そして、一介の伯爵令嬢は、それを見て悟らざるを得なかった。


(ぜんぶ…無意味だったのね。)


 いつも表情を崩さない懇意にしている公爵家の執事やメイドたちが、いつもとは違う客間へ案内することを躊躇っていた理由が分かると言うものだ。その朗らかな語らいを聞かされ見せられて、私は悲しげに眉を下げる彼らに微笑んだ。そしてその場で、執事に不躾ながら、公爵閣下に言伝を頼んだのだ。


『公爵閣下に、近く婚約解消の件でお目通りをお願いできますでしょうか。どうか…両家納得の円満な形で、話し合いをしとうございます。』


『…あなたのような聡明な方に、輿入れしていただきたかった。』


『私では…彼をあのように笑わすことはできませんわ。』


 私の祖母と同じ歳だと以前教えてくれた執事が、寂しそうに肩を落とした。私の十年の努力は、たった半年の留学生との交流に打ち負けたのだ。そこから話は早く進み、一ヶ月後には無事に両家にとって円満な形で婚約解消が成された。

 私は、あの日から一度も彼とは会わなかった。婚約解消の署名をする日は、彼も同席すると聞いて、あえて行かなかった。父も、私の我儘を珍しく許してくれた。その席で、色々と拗らせたくなかったのだろう。しかし、解消してからも彼から二回手紙をもらい、急な訪問も一度受けたが、決して応えなかった。このままでは止まないだろう彼からの接触に、父達が顔を顰めた。隣国の王女に見染められたと専ら噂になっている男が、あわや復縁を迫るような真似をしてきているのだ。王家や隣国に睨まれたくは無かったのだ。


 それからすぐに、父からの命令で私は神官を目指すことになった。神官は、生涯未婚であり処女であることを公のものとしているためだった。

 もともと彼とは違う学園に通っていたのだが、転院する形で神官学校へ通うことになった。今まで通っていた王都の南区から、さらに南に二つ街の離れた長閑な学舎だ。彼らの通う学院は王都の中央区にあるので、間違ってもすれ違うこともなければ交流も無かった。しかし念のため、寄宿舎に入り、万が一の可能性すら潰した。

 私は、今までの学びを捨てて一から神学を学び始めたが、貴族のマナーとは違った意味で厳しい戒律に向き合うのに夢中になった。特に、讃美歌の美しさに救われた。彼のように美しく微笑む天使様の彫刻を見つめながら、毎日毎日信じてもいない神に祈り続けた。


「会いたかった…会って、話がしたかったんだ。」


 うまく逃げれていたのに、よりにもよってこの聖堂で鉢合わせるとは思いもしなかった。こちらの神官長様に、この男の婚姻式に必要な聖歌隊の服を届けにきただけだったのに…まさかである。


「伯爵、どうか…私とは会わなかったことにしていただけませんか。」


「そうしたら、また会えなくなる。」


「会う必要が、もう無いのですよ。私たちには、何もなかった…。私の生家は、クリアメーべ公国と王家に睨まれたくありません。」


「…分かっているが、納得できない。」


 引きそうに無い彼に困って、辺りを見回すがやはり誰もいない。いつもなら付き添っている侍従や騎士がいないのは、偏にここが聖域であるからだ。聖堂でも格式が高いこちらの中央部の祈りの塔には、許可が降りても基本的に教会に属するもの以外は一人しか入れない。


「話すことは、何もありはしません。それから、私をリーリアと呼ぶのをやめていただけますか?ソニアです、ミラ・ソニアと。」


 神官見習いは、皆が花祭りの日に神様から新たに名前をもらう。そこに、男性ならノマ、女性ならミラ、と敬称をつけて呼ばれるようになる。私は、来年学校を卒業したら、ミラ・ソニアとして神山の麓にある祈りの塔へ配属される予定だ。

 一度入れば二度と外には出られない、一番格式が高く戒律も厳しい塔だ。神山の頂に眠るという白い巨大な龍の為に、毎日祈りと讃美歌を捧げるのだ。神様は、この白い龍を眠らせる為に、我々に讃美歌と祈りの言葉を下さったのだと言われている。誰も見たことのない龍のために、私達は人生を祈ることに捧げる。

 どんなに願っても祈っても、手に入らないものならば、神様の方がずっと良いものだと思えるようになってきた所だった。


「君は…僕の、可愛いリーリアだ。」


 そう呼ばれるのが、好きだった。

 だから、隣国の留学生の為に彼が熱心にその方の母国語を勉強し始めたことに、気づいていないふりをした。


『このまま…毎日がつまらなく続くんだろうな。』


 と侍従に小さく溢されていたのを、聞いていないふりをした。

 それからは、まるで地獄にいるような心地だった。だって、彼の横顔は、恋をする私と同じ顔だったから。片鱗はいくつも転がっていたのに、私は馬鹿みたいに信じていたのだ。彼も、私のことを大切に思ってくれていると。丁寧に優しく扱われていただけで、その実私との婚約に悲嘆していたというのに。


「なんにせよ、全ては過去でございます。」


「本当に、会いたかったんだ。」


「今更っ……」


 大嫌いよ、あなたなんか。思わず言いそうになった言葉に、一番驚いたのは私自身だった。はっと息を詰めて、口元を両手で覆った。そして、同じくらい驚いた顔で見つめてくる彼を見ていられなくて、駆け出した。懲罰を受けることも厭わず、回廊を走った。

 あと少しで扉に手が届くというところで、彼の両手が扉を押さえ付けていた。開けられない扉と背後の彼に挟まれて、振り返れずにお互いの少しだけ乱れた息遣いだけを聞いていた。

 沈黙が耐えられず、“先に嫌ったのはあなたではないのか?”と恨み言を口にしてしまいそうになり、唇を噛んだ。その痛みで今までのことをまた思い返し、現実逃避することに決めた。あぁ…やっぱりこの匂いは、嗅いでしまうと色々なことを一気に思い出させてくるから苦手だ。


「僕が触れられない距離に、君は逃げたんだな…。」


 毅然とした態度で、彼を拒絶するしかなかった。

 私から、彼には触れられない。戒律で異性への接触はどんな場合であれ禁止されているからだ。この回廊が天窓しかない事に、どれほど救われたか分からない。誰にも見られてはいけない、それだけは絶対だ。

 そんな私たちに、燦々と降り注ぐ冬の太陽の光は、冷たく綺麗だった。その光の中に、私たちの正解はなんだったのか探してみるが、目に沁みる眩さに思い出が反射するばかりだ。


「…伯爵、太陽が綺麗ですわ。」


 生まれてからずっと、父や母の言いつけ通りに生きてきた。

 彼らは、私が意志を持って動くのを嫌がったので、言われるがままに生きてきた。それが十年前のあの日から、少しだけ変わった。彼は、私が彼のために何かするのを、嫌がらなかった。私がしたいようにさせてくれ、それを許してくれた。

 とても嬉しかった。

 自分の意思で動けることが、あんなにも心躍ることだと知らなかった。そうだからこそ、この世には思い通りにならないことがあるのだと打ちのめされた。もうあれ以上に苦しむのは、御免だ。もう二度と誰かのための努力などしたくない。愛は見返りを求めない、など綺麗事も良い所だ。見返りの無い愛なんて、私には無理だった。実らない努力と、見返りを求めない愛は、何も残らない。それが、たまらなく辛かった。


(いつか、私に愛を囁いてくれるかしら?結婚式には、私の好きなホワイトローズで式を埋め尽くして、私が刺繍したハンカチーフを胸に飾って…あなたに初めてされる誓いのキスに期待して…。子どもが好きだから、二人は産みたい。そして、週に一度は、みんなでピクニックするの…)


 いつか、いつか、いつか。やりたい事を沢山見つけた。あなたと二人でやりたい事と、家族が増えたらやりたい事と、いろんな事を夢見ていた。それを言葉にするには恥ずかしくて、全てを形にするにはまだまだあなたからの愛情が足りない。でも、そんな中でも私の気持ちだけは伝わっていたと思っていた。だから、お願いだから、もうこれ以上…


「伯爵」


 声が震えた。

 私は、初めて心から神に祈った。お願いだから…この涙が制服を汚さないように、溢れないでと。


「もう、これ以上…」


(私の恋を汚さないで。)


 この澄んだ恋が、濁った後悔に変わるなら…もう言葉など捨ててしまえ。


 好きだと毎日囁いて、抱きしめていれば、あなたは今も私のものでいてくれたのだろうか?思い出しても、あなたが私にくれたのは…優しい微笑みだけだった。大好きだったその優しさすら、今では曖昧になってしまった。


(あなたの『可愛いリーリア』で、いたかった。)


 あぁどうしよう、制服が汚れてしまった…。この美しい人の流す涙まで吸ってしまったから、染み抜きが大変だ。



「ご結婚おめでとうございます。」












※※十年後※※




 どうしてこんなことになってしまったのだろう。

 私は、生徒達が帰った後の週末の校舎を見回りながら、後ろをついて歩いてくる方の話し相手を務めていた。


「今日はサンミラバル通りのレストランに予約をしてきたんだ。一緒に行ってくれるね?じゃないと、死ぬ。」


「閣下…極端ですわ、毎回」


「君の可愛い声で、名前を呼ばれたいんだが…やはり、まだ恥ずかしい?」


 毎週末、飽きもせずに南区の神官学校へ通い詰める麗しき公爵様。

 中央区どころか王城内にまで囁かれている噂話。その渦中の彼は、十年前の私の婚約者であった人なのだが、半年前に還俗し教鞭を執るようになった私のところへなぜか熱心に足を運ぶ。あの当時は、私も色々思い悩むこともあったが、それこそ今更であるわけで。


「閣下…私のことは、ファミリーネームでお呼びいただきたく…っだ、から、毎回毎回、出会い頭に壁に追い詰めないで下さいまし…顔も近い…!」


「いやもう初恋拗らした三十代を舐めるな。君が泣き叫んで嫌がっても、押し倒してものにしたいのを、毎回我慢してるんだから、これくらい見逃してほしい。」


「閣下風に言わせていただくなら、生娘拗らせた三十代相手に、言って良いことと悪いことの分別くらい持ち合わせて下さいませ。」


「君のそう言う潔癖な所も、好き過ぎる。君の神官服を今すぐ剥ぎ取りたい。」


「やだわ…私の知ってる閣下は、こんな獰猛な恋愛をする方ではなかった…!!」


「君が還俗するって聞いた時から、もう言葉に言い表せない気持ちでいっぱいだった。半年前、還俗した君が挨拶をしに登城すると聞いて、ずっと浮き足立っていた…書類が一枚も片付かなかったよ。」


「そのせいで私の赴任がひと月遅れるところでしたので、少々反省してくださいませ。」


「正直、あの決裁をあと三日遅らせる事ができていたならば、今頃きみと私の仲を既成事実化して屋敷に囲い込めていたんだが…悔やんでいる。」


「違う、そこではなくて…いやだわ、ほんと、とんでもなく重いわこの人…無駄に誠実だったから拗れたのかしら?え、これ、私に振られたらどうなるの…?」


「死ぬ」


「待って待って待って待って…どう、え?」


「死ぬ」


「待って待って待って…由緒正しき公爵家をそんな理由で終わらせないで下さい。そうね、まずは、お友達からやり直しましょう?ね?」


「嫌だ、夫婦から始めたい。」


「始め方が無茶すぎるわ。だいたい、あなた、私に夢見すぎよ…恋に恋しているようよ?」


「そんなはずないだろう!!君と婚約解消してからは、たとえ政略だったとしても誠実に妻に向き合ってきたつもりだ。だが、君との思い出を美化して生きてきたつもりはない!妻が亡くなり、公爵家を継ぎ、気持ちに一区切りつけた所に、君が還俗なんてするから…!!?信じられない!!私を全力で誘惑しにきたとしか思えない!」


「還俗は、王命だったでしょうが!!玉璽座った書類持ってきたの、閣下の管轄部署でしたわよ!?なんか今、使者が苦笑いしてた本当の理由が見えたわ…閣下、何したんですの?」


「還俗命令の書類がきたその日に、ロッシュ陛下に婚姻申請の相談してきたくらいかな。」


「待って待って待って待って…疲れたわ、もう。」


「そのため息さえ何かに留めて飾っておきたいくらいだ。可愛いリーリア、諦めて私の花嫁になっておくれ。とりあえず、今夜のディナーは付いてきてくれるね?」


「死にますものね、断ったら。」


「そういうところが、本当に可愛くてたまらなくなる。」



 私たち、何を掛け違えたまま十年過ごしてしまったのかしら?

 クローゼットに増えていくイブニングドレスに思い悩みながら、少しだけ微笑んだ。




誤字報告ありがとうございます。


蛇足


伯爵の結婚生活は、王女が流行病で5年後に亡くなったことで終わりました。2人には子が出来なかったんですが、再婚せずにいます。

リーリアは、10年の間に神官長まで上り詰めて、(ほんとにいた)が死んだのを見届けたあと下山します。龍がいなくなったから塔も閉鎖されます。

還俗することになり、かつての母校で教鞭を振るうことになった彼女に、公爵が猛アタックすることになる30代からの本気の恋が始まった感じです。

このやり取りが、あと半年は続きます。そして、絆されて閣下の名前を思わず呼んでしまった瞬間に、彼女は取って食われて、翌日には婚姻申請が通りました。

幸せになってほしい2人だったので、悲恋で終わらせたくなかった。

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