設定資料1
CF【コンバットファイター】
背部ブースターとスラスター、脚部に設置されたホバーエンジンにより高い機動性、運動性を誇る。
戦闘機のような操縦性、コックピットが特徴。
材質はハイメタル合金チタン複合材。
軽く高い強度を誇るが、見合った高コストである。
SCF-01P【アベレージ先行量産機】
データ収集を目的に開発された機体。
試作機ではあるが、基本的な構造はこの時点で完成している。
レイバート、エリック、リリーの3人が搭乗し、データ収集の任務に就く。
武装は試作段階の対EE用突撃銃と専用シールドを装備する。
武装
AEW-1P 試作型対EE用突撃銃
対EE用炸裂弾を使用した突撃銃。
弾が内部に到達後、数秒で爆発し、ダメージを与える。弾先は内部に入りやすくするため、鋭く尖っている。装填数20発。
有効射程範囲が短いため、発射の為に相手の懐に入らなければならず、実戦において現実的でない。
AED-1 ターシェル
CFと同じ材料から作られたシールド。
亀の甲羅のような見た目をしている。
3枚の装甲板それぞれの間に衝撃吸収材を挟みこみ、薄く軽いが高い防御力を誇る。
既存兵器
80式単装戦車
シルヴァリアの標準的な戦車であり、他国にも輸出されている。
性能は高いが、EEに対しては歯が立たなかった。
武装は単装砲塔×1機関砲×2。
80式連装戦車
単装戦車のマイナーチェンジ機。
連装の砲塔に変更されているため、単純な攻撃力は向上しているが、EEに対しては単装とあまり違いはなく、同じように撃破されてしまった。
武装は2連装砲塔×1で、単装戦車に搭載されていた機関砲は廃止されている。
80式高速戦闘機
シルヴァリアの標準的な戦闘機。他国にも輸出されている。
高い機動力の高性能戦闘機だが、戦車と同じく撃破されることが多い。
機首に機関砲×2、両翼にミサイルを各4発搭載。
登場人物
レイバート
ウルフ小隊の隊長で階級は中尉。
コールサインはファング1。
短髪、痩躯。
部下に優しく責任感が強く、優れた操縦技術を有し、指揮官としても優秀な能力をもつ。
エリック
ウルフ小隊の隊員で階級は曹長。
コールサインはファング2。
長髪、長身。
気さくなムードメーカーであるが、時に調子が過ぎることもある。
リリー
ウルフ小隊の隊員で階級は軍曹。
コールサインはファング3。
長い黒髪の低身長。
融通の利かない真面目で頑固な性格。
ベルク
CF開発の責任者で、シルヴァリアのロボット工学の第一人者。
彼の功績により、戦闘機や戦車等の軍事兵器の性能が上がったと言っても過言ではない。
EEのサンプル、希少金属、そしてベルクの技術によってCFを造り出すことに成功する。
ロベルト
ベルクの助手であり、CF開発の副責任者。
ベルクがCF本体の開発を担当、ロベルトは武装の開発を担当した。
慎重で真面目な性格をしており、豪快な性格をしているベルクとは度々衝突することがある。