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目覚め

あれ?生きてる。


目が覚めた瞬間の感想はそれだった。


完全に死んだと思った。

一瞬、建設現場での出来事は夢だったのかとも思ったが、病院のベットの上で点滴につながれている自分と腹部の傷を見て現実に起こったことだったのだと実感させられる。



どうやら、医者がいうには奇跡的に助かったそうだ。

救急車で運ばれている段階で一度心臓が止まったあと、再び動き出して回復したらしい。


「奇跡ねぇ。」

僕は奇跡的に回復したことよりも、マンションの建設現場でみた黒いガルーダが気になった。

「あれは見間違いだったのかな。」

そう、ポツリと呟き、もしかしたらテレビにその時のことが出ているかもと思いテレビのリモコンに手を伸ばした。

ふとリモコンのそばに目をやると、そこには黒い手紙が置かれていた。

「手紙?母さんが置いてったのかな。?」

不幸の手紙みたいだなと思った。本当に不幸の手紙だったら、僕には出す友達なんていないから不幸まっしぐらだ。なんてことを考えながら手紙を見ると宛名は僕の名前だったので手紙の封を開けた。

読んでみると


『姫乃建助殿

あなたは、この度第95回目の星降りの儀【暴食】に選定されました。貴方様の勝利を心よりお祈り申  し上げます。』


 と書かれていた。


なんだこれ。

暴食って何?てか心よりお祈り申し上げます。って面接の不合格通知みたいだな。

とゆうような事を考えていたら、部屋のドアがガラガラっと開いた。


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