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プロローグ
初めまして。
初小説家になろうです。
まだ、はじめたてで稚拙な文章かと思いますが、応援していただけたらうれしいです。
終わりは唐突だ。
神様の悪戯かと感じられるくらい、
僕にとって終わりはいつも唐突なのだ。
例えば、小学生時代の時、仲良かった友人たちが
クラスのガキ大将の一声で僕を避けるようになって終わった楽しい学校生活だとか
父さんが出張と言って出たきり二度と帰らずに終わった幸せな家庭とか
初めてできた彼女が知らない男と二人で夜の街に消えていった瞬間とか。
そう、終わりは僕にとってはいつも唐突なのだ。
だから今日、僕の人生が終わるのも唐突なことだったんだ。
でも、神様の悪戯なら仕方ないのかな。
そう思いながら、僕はお腹に刺さる鉄柱を一瞬見て目をつぶり、呟いた。
「でもやっぱむかつくなぁ。」