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第94話 尾張の悪役令嬢様との思い出(77)
俺は地団駄を踏みながら復讐を誓う。
「若さまが今言った《《ビッチ》》ってなんだ?」
「さぁ~?」
「知らん?」
「わからん?」
「おみゃぁらがわからんにゃぁ、アーシがわかるわけない、にゃ~」
「そうだ!」
「そうだ! そうだ!」
「ただ織田家を潰しゃいいんだよ! うちがトンボ切りで柴田勝家と前田のクソガキの首を落としてやる!」
「いや~、儂が織田の部将の首をとるし。あっ、はははははは」と。
まあ、家の荒くれ者……。ヤンキー揃いの岡崎衆たちが、ガキの俺の周りで色々な会話を続けようが、中身がアラサー男なのに、《《尾張の悪役令嬢さま》》に騙された俺は歯痒くて仕方がないから地団駄を踏み続けたよ。
まあ、《《あの時ね》》……。




