第5話 何かしら付いてきました? (21)
「だから何故──? 精霊でもある貴方達に性欲が沸いてしまったのですか──?」
まあ、こんな感じで又、憤怒しながら叫んだのですが。
本当にもう、 "わらわ" は、恥ずかしくて仕方がありませんよ。こやつらのしている行為は、本当に "わらわ" に対するセクハラだと思ったぐらいだから。
そんな事を思いながら、家臣達を仁王立ちしながら見ているのですが。
またこやつらがですね、ハッキリとしないんですよ。家の主人も良くするのですが。この『ウジウジ』と、『ハッキリ』としない態度……
もう本当に男って奴はですよね……。
だからここは、仕方がないので、姫? でもあるお姉さんの "わらわ" が再度気を利かして話しを聞いてあげようではないですか、家臣達の話しをね。
「貴方達、早くハッキリと申しなさい! 出ないと "うちの人" の所に戻りますよ」
少し強めにですね、"わらわ" も述べてみました、家臣達に男らしくハッキリ述べよと。出ないと主人の所に帰りますよとね。
「「「えぇ、ええええええええええええええええええっ! うそぉ、おおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」」
もう、うるさいですね、こやつらは……。本当に処分をしまようか……。
ううう……でも、家の夫が、一生懸命に召喚した精霊だから。処分する訳にもいかないですよ。
それもね、『う~ん、う~ん』と、可愛い声を出しながら、腕を組み考えながら、頑張って召喚していたのです。それが見ていても大変可愛くて、愛おしく思いました。
……って、"わらわ" の事はどうでも良いのですよ。
問題はこやつらです……そう思いまた辺りを見渡しました……。
「で、でも姫様……」
「ん? 何です?」
"わらわ" は、話し掛けてきた家臣に、不機嫌な声で述べました。
「我らが話をして姫様は怒りませんか?」
「はぁ、先程から怒らないと、申している筈でしょ、貴方達に……。嘘偽りはございませんよ……。だから早く述べなさい、いいですか、解りましたか?」
まあ、こんな感じで家臣達に述べたのですが、今度はこやつら『お前が言え──お前が言え』と、お互いが擦りやいこ始めました。
だから "わらわ" は、『カッチン』と、きたので、「じゃ、貴方が述べなさい!」と家臣を一名程指差しました。
すると、その者は、「あっ、あのもしかして、自分が述べるのでしょうか、女王様?」と、尋ねてきたから。「当たり前です」と述べたのですが。
「えっ、あっ、はい、では申します、実は女王様が魔王様に甘えている時の声が、自分達にも聞こえてきて……。見てもいませんし、出来るだけ聞かないようにもしているのですが。どうしても耳に入ってきて……。ついついと欲情してしまいます……」
"わらわ" はこの者の話しを聞いて、思わず頭が火山噴火しそうなぐらい恥ずかしくなりました。
ううう……。どうしましょう?
ど、どうも、聞かれたようです……。それに主人が住居が決まるまでは、もうダメっだと述べた意味がここで解りました……。
こやつらは精霊だといって、主人が述べてた通り、ちゃんと繁殖機能のあるオス何だと初めて実感しました。
……と、なると、"わらわ" の神々しい声を聞いた者達は、完全に殺傷処分にしないといけませんね。
"わらわ" は自分自身の指を鳴らし始めました。もうやる気満々ですから……。




