第5話 何かしら付いてきました? (17)
するとさ、店の奥から出てきたよ、女性が──俺が容姿を見て、「ヒュ~!」と、思わず口笛を吹きたくなるような女性だった。
「…………」
「おおお、きたか、お蝶──この方は、今日からこの町を支配される魔王様だ! お前も挨拶をしろ」
「あっ、うっ、うん、あああ、どうも初めまして……」
まあ、流石に俺の容姿を見てビックリしているね。まあ、日本での俺の連れの女達よりかはマシだなと思いながら。村長さんに "お蝶" と呼ばれている女性の容姿を下から上まで見て堪能しながら観察をしたよ。(エへ♪)
先ずはね、お蝶と呼ばれていたから日本人みたいな黒髪に象牙色した肌の女性かと思ったら。名前だけで赤毛の髪色した雪のような白肌の女性だった。
それにさ、先程も述べたけど。低い声の女性だったから、かなり年配の女性かと思ったけれど、実はね、全然違ったよ。二十代中盤か後半ぐらいの大人の女性だったよ。彼女のお顔の方も、家のかみさんとまではいかないにしても。町長のお爺さんが、この辺りの店で一番の綺麗処だと頷ける美しさをしているよ。
それにたゆんたゆんのオッパイの方も家のカミさんよりは少し小さい気もするが十分に俺を喜ばしてくれる大きさではあるね。
するとさ、お蝶さん、俺の視点に気付き始めたのか?
慌てて自身のたゆんたゆんのオッパイ両手で隠し始めたよ。
だから俺は、彼女は恥ずかしいかな? と、思いながら見ていたんだけど。
どうやら、違うようだね。獣のような容姿の俺に、自分自の身体を舐めるように見られるのがどうも嫌で屈辱的みたいな感じだね。
と、まあ、見ている俺が思うぐらいだから、周りのお爺さん達もその事に気が付いたよ。
だから慌てて町長さんが、「お蝶何をしている、魔王様の相手をしてさしあげなさい」と、述べ始めた。
すると彼女から「えっ? うそ」と、声が漏れたし。顔の方が引きっている。
だからね、余りにも正直に反応する彼女に、周りのお爺さん達は慌てふためきだしたよ。俺が憤怒し始めたらどうしようかと。
でもね、最初っから、皆の反応はこうだと思っているから、俺は全然イライラしないしね。
取り敢えずは「よぉ~し」と声を出して、お蝶さんをお姫抱っこし終えると。
「町長さん、じゃこの娘貰っていくね」と、声を掛けた。
「ど、どうぞ……」と、町長さん安堵したような声を漏らしたよ。
で、でもね、お蝶さんは、「ちょ、ちょっと、降ろして、離してよ」と、何度も俺に述べて来て暴れているけどね。
まあ、そんな事など気にせずに、俺は彼女をお姫様抱っこしたま、二人で仲良くお話しをする為に。その場を後にして二階へと進んだよ。時間も余りないからね。
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