第478話 尾張の未来知識、暴走! そして恋愛戦国乱舞は崩壊へ(8)
それにしても、俺自身は──今川、岡崎。尾張の令嬢たちの胸や尻で、体中を圧し掛かれても、気持ちいい訳ではなく、重たいと、痛いばかりだった
だから俺はドミノ倒しの中心で叫んだ。
「お前らぁあああああああああああああああああああっ!! 真面目に試合しろぉおおおおおおおおおおおおっ!! 俺のことはどうでもいいからぁああああああああああああっ!!」
俺が憤怒して叫んだから。
氏真・泰長・元景・氏長・正綱・直虎・半蔵・忠次姉・正信・守綱・康忠……
そして吉法師姫と藤吉郎まで──
全員が正座した。
吉法師姫が言う。
「……竹千代ごめんね」
藤吉郎が言う。
「……竹千代殿、すまぬでござる」
氏真が言う。
「あなたさま……怒らないで……」
泰長が言う。
「若……ごめんなさい……」
俺は深呼吸して叫んだ。
「よし! 今川家VS岡崎衆VS尾張! 試合再開だ!!」
数正兄ちゃんが泣きながら笛を吹く。
「ピィ~~~~~~~~ッ!!」
こうして──
戦国最大のサッカー試合は、さらにカオスへと進むのであった。
そう尾張勢の未来知識が暴走し、今川勢の嫉妬が限界突破し、俺が男としてのプライドを揺さぶられ、吉法師姫(信長)と藤吉郎(秀吉)の参戦で試合が完全崩壊するのだった。
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