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第8話 2章の前書きかな? (62)
まあ、そんな巨大な力を持つ大主神オーディンを相手にオッタル自身も最初の頃は威勢もあり。オーディン相手にモノを申していたが。今はオーディンの巨大な腕にアイアンクローをされ──地べたに向けて押し込まれた状態になってしまっているから。オッタルも身を縮めて、震え怯えて泣いている様子になっている。
まあ、暴れん坊イノシシから。か弱いイノシシへと変わってしまったオッタルに。スケベいな性欲爺さんは、ニヤニヤした顔をしながらオッタルに口を開き始めた。
う~ん、オーディンは、今度は何をオッタルに述べて苛めるのだろうか?
此方はそれが気になって仕方がないのだよ。
「……まあ、オッタルよ。儂は別にこの場で、お主をこの世から消滅させようという気は無いのじゃ……」
ニヤケ面ではあるがオーディンは、怯え泣くオッタルに優しい言葉を掛け始めたよ。




