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若者短編集

たらい回し

作者: 鷹野 砦

 昨日、数多の命が尽きた。

 今日も、数多の命が尽きる。

 明日もまた、数多の命が尽きるのだろう。


 だとすれば、どの命も価値は平等。アリの命も、トカゲの命も、象の命も、クジラの命も――。


 だから私も、命の価値はミジンコと同じだ。


 私は今、たらい回しとなっている救急車の私を眺めている。

 不運の交通事故。

 それでも価値は変わらない。

 救急隊員もヒマそうだ。分かっているはずなのに。

 私の命が尽きることを。


 数多の命の一つとして。

 何となく書いた短編ですが、いつの間にか詩のようになっていました。

 詩は初めてなので、どなたか感想お願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  おはようございます。タケノコです(^^)。  拝読しました。悲しいけれど世の中の真理をついている気がします。華美な文章で内容もぐっとくるものがあります! 詩も書けるんですね。多才で羨ま…
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