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ある美術大学の彫刻専攻に通う女の子の1日の話。 または 世界を廻している”何か大きな力”が彼女を見守るだけの話。

作者: 三角 形

あの子が寝ている間にも世界をくるくる回しています。

 くるくるくるくるくるくると・・・

 あの子が起きている間にも世界をくるくる回しています。

 くるくるくるくるくるくると・・・

 もちろん今も、回しています。くるくるくるくるくるくると。ごろごろ、ゆらゆら、ふらふらも。全部、全部、結局全てはくるくるの中なのです。

 あの子には世界がよくわかってなどおりません。わかっていることなんて表面的なことだけなのです。あの国の今の大統領はあの人だとか、今日の気温は最高が13℃で最低が3℃なんだとか、隣のうちの赤ん坊がさっきからずっと泣いているとか、わかっているのはそういうことだけなのです。しかし意外なことに、あの子はわかっているんです。こうやってなにがあっても止まれずにくるくるくるくるしていることも。わかっていたりするんですよ。実は。あの子もすみにおけません。

 私ですか?はい。もはや平衡感覚なんてものはありません。とうの昔にどこかに捨ててきたのです。くるっていますね。くるくると。そうでもしないとやっていけなかったのです。考えることを放棄です。

 回り回って回ります。気分が悪くなりそうですよね。酔いそうですよね。もちろん気分が悪いです。酔ってます。でも止まってなんていられないんです。くるくるくるくるくるくると・・・私は私は回ります。そう、あの子の世界がなくならない限り回ります。私が死んでも、きっと誰かが回します。くるくるくるくるくるくると。きっと止まってなんてくれません。ほんとは、あの子の世界は私が回していたいけど、私もきっといつかは死んでしまうんです。

 なんでこんなにも私は不確かなのでしょうか。回り回って歪んでいます。もうどっちが前でどっちが後ろかなんて気にしていません。世界がなんとなく指し示す方角へ、直感で行っているのです。それが正しい道だったのか。わかるのはずっとずっと後のこと。希望は先に立っていてくれて後悔は後ろから追ってきます。希望にたどり着いたら、手を触れられたら、世界のきた道は確かに正しいものだったのでしょうね。私は正しかったのでしょうね。でも世界のズルいところは、その希望で過去の正しくなかった選択を、道をなかったことのようにするところ、上書きをして綺麗さっぱり装って、後悔なんてないふりするの。後ろをご覧なさい。来た道は歪んで歪んでガタガタですよ。あぁ・・・でもダメですね。後ろをご覧と言っても見てくれなんてしないでしょう。だって私は回っています。くるくるくるくるくるくると・・・今は私はどこでしょう?世界は私をどこに向かわせたいというのでしょうか。

 さぁ。今日もあの子の世界に朝がきました。あの子が目覚める合図が鳴ります。


 


 あぁ・・・私は今日もこの世界で目を覚ましてしまいました。

 8時です。朝のです。あ、東京ですよ?ここ。近所の小学生たちが小学校に走ってむかっているのでしょう。集団の笑い声が救急車のサイレンのように、遠くで響いてたかと思ったら一瞬大きく聞こえて、今はもう遠くにあります。そういえば私も小さい頃は急いでるわけでもないのに訳も無く走り回っていたりしましたね。今や走るのなんて信号がチカチカチカチカ点滅し始めた時ぐらいじゃないでしょうか?早歩きはしますけど走ることはしませんね。

 そういえば早歩きをし始めたのは最近です。私は背が低いので足が短く早く歩こうとすると人の倍、足を動かさないとなんですもん。なので本来はゆっくりゆったり歩きたい派です。ところがどっこい!東京に出てきてからそんな風に歩けなくなってしまいました。東京の人たちは早朝だろうが朝だろうが昼だろうが夕方だろうが夜だろうが深夜だろうが、みんないつもせわしなくスタスタスタスタスタスタ早歩きなんですもん。

 私も最初は「この人たちに合わせなくても自分のペースで歩けばね・・・」とか思っていました。が、ダメなんですよね。怖いんですよ皆さん。私がゆっくり歩くと後ろの人、凄いイライラするんです。もう顔を見なくてもわかります。後ろから伝わってくる気迫がもう怖い。早く先に行きたいんでしょうね。恋人が待っているのか、仕事に遅れそうなのか、はたまた電車が待っているのか・・・まぁね。何をそんなに急いでいるのか私は知る由もありませんが。そんなことを思っているうちに、そのまた後ろの人もイライラ、そのまた後ろもイライラ・・・・イライライライライライラ。おぉ怖い。なので私は早く歩きます。何も急いでないんですけどね私。

 

 9時です。朝ご飯です。ご飯と目玉焼きと納豆です。ちなみに今日は金曜日です。

炊きたてご飯はおいしいです。このご飯、実は、お米は美味しいと有名な新潟ので、炊いたときのお水は美味しい大分のミネラルウォーターなんですよ。新潟と大分のコラボレーションです。ちなみに納豆は北海道産。卵は兵庫県産です。つまり私の食卓には日本各地のものが集結です。まぁここは東京ですけどね。東京要素は微塵も無いのが少しおかしいですね。グチャグチャしてます。私の食卓。グチャグチャついでに納豆もグチャグチャ混ぜちゃいます。グチャグチャグチャグチャ。不味そうに聞こえます?美味しいですよ。

 

 10時です。そろそろ大学に向かいましょう。駅に向かいます。ガタンゴトンガタンゴトン。だんだんと電車の音が聞こえてきます。20分発の電車に乗りました。隣の学生さんは今流行りのIphoneをツィーツィーと器用に指で操作しています。ちらりと見えたのは、なんだか英字の人物が婚約&妊娠みたいな記事でした。まぁ学生はそんな記事に興味が無かったんでしょうね。ツィーツィーと画面を器用にスクロール。なにやらゲーム始めました。私がこうやって電車に乗っているとき、この学生が指をツッツッツッツッと動かしているとき、あの英字のなんとかって女優は結婚して、その身に誰かとの子供を宿しているのか・・・と少し考えましたが。なんかどうでもいい気がしました。関係ないですからね。私とその女優さん。お互い好きでも嫌いでもないです。無なんです。縁がないんです。今のところね。

 

 11時です。授業中です。東洋の美術の歴史なんですが、なんだか眠いです。どうして、友達と遊んでるときや、彼氏とデートしてるときの時間はあっという間なのに、講義の90分はこんなにも長く感じるのでしょう。えんえんとえんえんと教授の声が続くように思えます。たかが90分。ようは30分アニメ3本分ですよ。この間大好きなアニメのブルーレイBOXを買って、一気に6話見たときは全然眠くなんかならなかったのに。不思議です。

 

 12時20分です。お昼です。今日は食堂でA定食。ぱくぱくもぐもぐぱくぱくもぐもぐ。友人のOちゃんと同じ机で食べてるのですが、Oちゃんはとても面白い子です。今日のお話は”白馬の王子様”についてでした。Oちゃんが言ったことはこうでした。

「主人公目線の物語の、なんと綺麗ごとの多いことか。だって考えてみてよ。

 ”白馬の王子様”ってお姫様が言うじゃない?これはお姫様から見た王子様のことでしょ。まぁ当然だよね。この物語の主人公はお姫様なんだもん。物語のお姫様には王子様。お姫様は王子様と幸せになるの。HAPPY ENDってこと。でもね、お姫様と王子様が幸せになったら、白馬はどうなるのよ?もしかしたら白馬は、王子様は”白馬!の=私!の王子様”だと思っていたかも、だって冒頭でお姫様もそう言っているもの。それに白馬の方がずっとずっとながく王子様と一緒にいたのよ?そう思い込んでてもおかしくないじゃない。白馬は『王子様は白馬の!私のものなんだ!』って思ってもいいじゃない。まぁ何が言いたいかっていうと・・・そう白馬は最初から”王子様の白馬”でしかなくて、王子様は”白馬の王子様”にはなってなどくれないの。王子様は王子様で。王子様にはお姫様がいて。白馬は白馬で。」

唐揚げを頬張りながら、うんうんと私はOちゃんのお話を聞いていました。まぁ確かに一理あるかもな。と納得したので私は

「そうね。白馬は白馬で。お姫様にはなれないわね。そもそも白馬は雄かもよ(笑)」

と言っておきました。Oちゃんは私のその返答を聞くと、ため息まじりに言いました。

「白馬は雌よ。絶対に。・・・早く”白馬の王子様”に会いたい」

 

 なんだか、長いお昼休みが終わって1時20分。ここから4時半までは専門の授業です。私は、美術の大学に通っています。しかも彫刻専攻です。しかもしかも、もっと遡ると私高校2年生のときから彫刻を専攻しています。

 話は逸れますが、このあいだ中学校の同級生たちに同窓会で会ったのですが、なんかもう大変でした。頭がガンガンしてきましたね。

「今何してるの?」

「将来、何になるの?」

「それ、何の役に立つの?」

「楽しいの?」

いやもう本当に・・・反吐が出そうでした。何にってこの質問してくる人たちの頭の中ですよ?なんというか、私の通っていた中学って所謂エリートさんたちの息子さん娘さんだったんですよ。だから、みんな常に腹の中の探り合いをしていて”こいつは自分より上の人間か”みたいなことを考えてるんですよ。



 で、この人たちにとって”上”というのはどの大学に入ったか=頭が良いのか。専攻=将来、社会にどれだけ貢献できる大人になれる可能性を秘めているのか。で決めるんですよね。ほとんどの人は。

だからさっきの質問はそういうの探る質問なんです。純粋な興味で聞いてくる人なんてごくわずかでした。

だから私が「東京の〇〇大学の彫刻専攻 将来子供たちに美術を教えたい。でも教師になりたい訳ではないの。美術の楽しさを教えていきたいの。役にたたないことなんてなにもない。全て私の将来の糧だよ。」

みたいなこと言ったら大抵の人は

「ふーん。なんかよくわかんないけど。大変そうだねぇ。」

「東京の〇〇大学?芸大ではないの?」

とか言ってきました。

この人たち偏差値とか大学名的には頭は良いのに、本当に頭良いのかよと疑いましたね。だってこの人たちのこの言い方。私からこの人たちへ言い換えるととすれば

「ふーん。なんかわからないけど。すごいことしようとしてるんだね。△▽大学?なんで東大ではないの?」

ってぐらい暴力的です。私を探るのは勝手だが、言葉の暴力だと言うことに気づいておくれ。頭がガンガンガンガンしてきて途中で帰ったのを覚えています。

 まぁでもあの質問って深いんですよね。私からしたら。彫刻を専攻していますが、果たして、彫刻って何になるのでしょうね。今、この世界で彫刻を求めてる人って一体何人いるんでしょう。まぁ、美術館とか美術コレクターとかお金持ち様とかが飾るために彫刻を求めてるのでもしかしたら数千人くらいいるかもしれませんね。

でもどう考えたって、医者を求めている人の方が多いのは分かっています。医者を求めている人に彫刻を与えても一体これが何になる!という感じでしょうね。私がこうやって粘土でぺしぺしぺしぺし気侭に塑像をしてる間にも世界のどこかで尊い何百人という命が消えているのですから。

 あぁ、今日も思考を巡り巡らせ粘土をぺしぺしぺしぺしやっていたら、あっという間に4時半です。モデルさんも帰られてしまうので学校の課題の制作はここまで。さぁ!この後は自由です!大学の時間割的には自由の身な私です!そんな自由の身の私の傍に、同じくこの後自由の身の友人Oちゃんが駆け寄ってきました。

「聞いて!」

と言ってきたので

「何の話かは分からないけど、私がOちゃんの話を聞かなかったことはないよ(笑)なんでも聞くよ。」

と冗談めかしてかえしてあげました。Oちゃんは

「そうだね。」

と冗談に突っ込むこともなく私の手を掴んでスタスタと歩き始めました。


 5時です。所変わって、ここは大学の構内のはじっこのグラウンドです。誰もいないし何も無いです。いるのは私とOちゃん。Oちゃんは広いグラウンドをふらふらふらふら、たまに小石を蹴りながらふらふらふらふら下を見ながら歩き出しました。

「聞いて!」とか言ってたのに、Oちゃんが話すのは今日の朝のニュースのことや、昨日の夜中のアニメの話とか、どうにもくだらないことばかり。私は、正直「これを聞くためにこの周りに何も無いせいで風を防ぐものも無い寒いところに、上着もなしで突っ立っているのか?」と思ってしまいました。そこで私は

「昼間の話は面白かったね。Oちゃんが考えたの?」

と遠回しに今のOちゃんの話つまらないと言ってみましたが、するとOちゃんが悲しい顔をして

「白馬からしたら全然面白くないよ!王子様は残酷だ!お姫様も!だから私は嫌い!王子様とお姫様の物語なんて大嫌い!!」

と叫びました。

なんだ!?なんだ!?と思いましたよ。いやいや、何を読んだのか、たかが物語に何熱くなってんだと。

でもOちゃんは言いました。小さく、か細い、発した先から空気になって遠くの空に消え失せてしまいそうな声で

「失恋したんだ。」

 話の詳細はこうでした。 Oちゃんには小さい頃からずっと好きだった幼なじみのA君がいます。大学は違うのですが、近所に住んでるので駅までの道のりは一緒に通学しています。ここまでの話はたまにOちゃんからA君の話をきいていたので知っています。

 でも問題は昨日のこと、駅に行くまでの道のりの間にA君から「彼女ができた」と報告されたらしいのです。なにやら今流行りのSNSでこのあいだ知り合ったばっかりの女の子で、写真を見せてもらったらしいのですが可愛いらしいです。

 そこで彼女は気づいたのです。彼は王子様だったけど、私の王子様ではなかったのだ。所詮、自分は白馬でしかなかったことを。

 だから切実に願ったのです。私の(白馬の)王子様が早く現れることを。

「私は白馬でいいの。お姫様にはならないの。お姫様なんて大嫌いだもの。」

 

 6時10分のチャイムがキンコーンキンコーンキンコーンキンコーンと遠くで響いています。Oちゃんが言いました。

「世界の端っこで泣いてるみたい。」

私は話を聞いていてやはり面白いなと思ってしまいました。Oちゃんの今の状況がではないです。Oちゃんの話すことがです。彼女の発する言葉のは本当に面白い。それこそまるで物語を聞いているみたいでした。偏屈でキザで少し綺麗ごとのような言葉たち。

なんて言葉を彼女にかけたら良いか、わからなかったので、私は彼女のその言葉の力を借りました。

「多分だけど・・・Oちゃんが世界の端っこで独りで泣いてしまわないために、私がここにいるのかなぁ?」

O ちゃんは驚いた顔をして

「キザなこと言うなぁ」

と笑っていました。が心の中でその言葉をそっくりそのままお返ししてあげました。

 

 8時です。夜のです。あのあとOちゃんとご飯を食べて、家に帰ってきたら8時です。救急車のサイレンの音がします。ついさっき遠くで響いてたかと思ったら一瞬大きく聞こえて、今はまた遠くにあります 。遠くといってもここから10分くらいのあの大きな病院に停まったんでしょう。なにやらずっと響いています。ピーポーピーポーピーポーピーポー。夜の冷たい闇の中から響いてきているせいかやたらとあの機械的な音が冷たく聴こえてきます。なにやら寒くなったので、お風呂に入ることにしましょう。

 

 9時です。お風呂にゆっくり浸かりすぎました。体がポカポカポカポカ火照っています。今日も疲れたなぁ。なんせ今日は金曜日。一週間の疲れが一番たまっているに違いない。あぁ・・・一週間が終わったのか。と思ったので一週間をふりかえるニュースをインターネットで見てみました。とりあえず日本・・・ふむふむ、政治のことはよく分からないので飛ばそう、株・・・も分からん、(クリック一つで飛ばせるってなんて便利)分からないというか、考えるのが面倒くさいので、私の生活にとても関係あるのでしょうけど、見てみぬフリをします。あ、でもとりあえず最低限のことは知っていますよ。例えば、総理大臣はあの人ですよね?会ったことはないけど、見たことはありますよ。あのおじさんね。あと、□□党が解散しましたよね。一昨日あたりニュース速報でテレビ画面の上にテロップで出てましたもの。あと明日の最高気温が13℃で最低気温が4℃とか。

 スポーツ、芸能は分かり易いので好きです。世界大会とか金メダルとか野球とか卓球とか。〇〇さんと△▽さんが婚約とか新グループ結成とかCDがミリオン突破!とか。うん。分かり易い。まぁ世界大会に行ったこともないし金メダルも持ったこともないし、〇〇さんとも会ったことないし、新グループのCDも買ってないんですが・・・まあ分かり易いんですよ。だって、仕組みを知らなくても、いちいち考えなくても、私の生活に関係なくても、”分かる”んですから。表面的にね。

 

 10時です。目が疲れたし、体も疲れたし、布団です。ふかふかです。敷き布団もふかふか、掛け布団もふかふか、ふかふかふかふか・・・うとうとうとうと。もう寝ましょう。

明日は早起きなんです。Oちゃんと古本市巡りの約束をしたんです。私は想像します。Oちゃんと古本市を歩くのです。本の海をスイスイスイスイ、まるで魚のように。人とぶつからないようにスィースィーと器用に。明日は足が疲れそうですね。へとへとになりそうだわ。へとへとうとうとへとうとうとうとうと・・・・。

 おやすみなさい。私はすやすや眠ります。

 また明日この世界で会いましょう。運が良ければ。ご縁があれば。





 回っています。くるくると。あの子は眠りについたけど。

 チカチカ、スタスタ、イライラ、ぐちゃぐちゃ、ガタンゴトン、えんえん、ぱくぱく、もぐもぐ、ガンガン、ぺしぺし、スイスイ、キンコンカンコン、ピーポーピーポー、ふかふか、うとうと、すやすや・・・あの子の全てをこの身に抱いて。くるくるくるくる回ります。

 あしたもあの子が世界で目覚めるために。私は眠らず止まらずくるくると。

 

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