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04 第三話 捕らわれの戦姫

『』の時の台詞は無線で喋っている意味です

戦艦備讃戦闘指揮所(CIC)にて・・・


電探員

「魚雷の回避に成功!数本は途中で爆発しました」


艦長

「この戦艦備讃の艦魂が迎撃してくれたんだろう・・・そうしなければ被弾していた・・・」


電探員

「駆逐艦がこちらに接近してきます」!!!


艦長

「何っ」!?


艦長が電探を覗くと、二つの反応はまっすぐ備讃によって来ていた


艦長

「こいつら・・・何をする気だ」?


水兵

「艦長、探照灯たんしょうとうで駆逐艦を照らしましょう!兵員が敵は何か分からず怯えています、それで副砲で攻撃してみたらどうでしょうか」?


水兵が艦長に提案をした


艦長

「・・・探照灯を不明駆逐艦に照らせ!一番副砲は右舷、二番副砲は左舷を狙わせろ」!!!


艦長が言うと水兵が慌しく動きだした


戦艦備讃艦橋にて・・・


備讃

「一体・・・何が起っているのだ」!?


備讃は艦橋でその様子を見ていた


ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!


両舷の探照灯が駆逐艦に向けられ照らされた、照らした先には・・・


備讃

「し、島風型駆逐艦」!?


照らされた駆逐艦の艦種は、全長が130メートル近くある船体三基の12・7センチ連装主砲、3基の5連装魚雷発射管、大日本帝国海軍が開発した最速、重武装駆逐艦の島風型駆逐艦であった


備讃

「な、なんで島風がこんな所に・・・」


備讃がよく目を凝らしてマストを見た、そこに掲げられていた物は・・・


備讃

「か、海賊旗」!?


島風型駆逐艦のマストには髑髏の旗が掲げられていた


艦長

「海賊旗」!?


見張兵

『はい!島風型駆逐艦のマストに海賊旗が掲げられています』!!!


電探員

「島風型駆逐艦!更に接近してきます」!!!


艦長

「奴ら・・・乗り込んでくるつもりか」!?


水兵

『副砲砲撃準備良し』!!!


艦長

「副砲を撃て!撃沈せずに威嚇射撃だ!沈めず撃退できればいい」!!!


ドドオオオオン!!!


備讃の副砲が、島風型駆逐艦に向かって火を吹いた


ドシュウウウウウウウウウウウウン!!!


ドシュウウウウウウウウウウウウン!!!


副砲の砲弾は島風型の横に落ちた、だが・・・


備讃

「ま、まだ来る」!?


島風型は砲撃を物ともせずに更に備讃に接近して来た


見張兵

「艦長!このままでは乗り込まれます」!!!


艦長

「・・・全員武器を取れ!白兵戦だ」!!!


艦長の言葉で、戦闘指揮所の兵士、各部署の兵士が白兵戦の準備をした


備讃

「最初の攻撃が海賊相手なんて・・・ついてないのだ」


そう言って備讃は99式小銃の弾丸を装填した


備讃

「かかってくるのだ」!!!


ガガガァアアアアアアアアアアアン!!!


海賊

「かかれぇええええええ!!!」


海賊達

「「「「「「わああああああああああああああ」」」」」」!!!!!!


備讃の両舷に駆逐艦がぶつかった、そこから屈強そうな海賊達が乗り込んで来た


戦闘指揮所にて・・・


水兵

『こちら第二主砲等!海賊の数は約600名近くいます!これでは押し切られま(バキッ!)グワッ』!?


通信員

「どうした!?おいっ第二主砲等」!?


海賊

『悪いが第二主砲等のお兄ちゃんはおねんねしているよ、死んではいないぜ』?


通信機からのぶとい声が響いた


通信員

「だ、誰だお前は」!?


海賊

『この船を奪おうとしている海賊だ、悪いがお前みたいなガキじゃなくて艦長さんを出してもらえるか』?


通信員

「な、なんだと」!?


艦長

「変われ、こちら戦艦備讃の艦長だ、お前達は海賊だな」?


海賊

『これはこれはご丁寧に、早速本題だが、この船を我々に明け渡してもらえないかい』?


艦長

「それは無理な相談だな、この艦は架空連合艦隊の新造艦だ、それを海賊ごときの輩に奪われてたまるか」


海賊

『フンッ!そんな事を言っていると、ここにいる可愛いお前の部下が死ぬ事になるぜ』?


艦長

「な、何だと」!?


海賊

『すぐにあんたの兵隊さんの抵抗をやめて貰う用に言ってもらえるかい』?


通信員

「艦長、ここは多少の犠牲を払ってでも備讃を奪取される事を防ぐ方が先決です」


艦長

「・・・その多少の犠牲が戻って来るのかい」?


通信員

「そ、それは・・・」


艦長

「・・・・・・」


戦闘指揮所は沈黙に包まれた


そして艦長がマイクを取って言った


艦長

「全兵員へ告ぐ・・・攻撃中止、全員武器を降ろせ」


通信員

「艦長」!!!


艦長

「これでいいんだ・・・ここで一人でも死者をだしたら長官に顔を合わせられない・・・」


海賊

「勇気ある決断でしたなぁ、艦長・・・それでは、この艦のエンジンを切ってもらいましょう・・・」


艦長

「了解した・・・」


水兵

「艦長・・・」


艦長

「すまない・・・だが耐え忍んだ・・・」


こうして、戦艦備讃は


艦橋にて・・・


備讃

「艦長の意見に従うしかないのだ・・・」


そう言って艦橋で体育座りをしていた


備讃

「・・・お姉ちゃん達にはまだ会えなくなっちゃたのだ」


そう呟いていると・・・


??

「誰だ?誰かいるのか」?


備讃

「っ」!?


艦橋に若い男の声が響いた


備讃

「(み、みつかったのだ・・・)」


そう言って備讃は冷や汗をかいた


コツ、コツ、コツ、コツ、コツ・・・


ゆっくりと備讃の近くによってくる足音・・・


備讃

「(こ、こうなったら・・・)う、動かないで欲しいのだ」!!!


??

「っ」!?


そう言って99式小銃を近づいてくる人物に向ける備讃向けた先には、金髪、オッドアイで、背中にカットラスを2本背負った少年がいた


次回へ

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