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花血→花月に改名。

俺が目を覚ますと、何故か天井が目に入った。

「うー………?ここは………?確か俺は」

狼もどきを屠っていたはず、なんだがそこから記憶が無い。まあ、体中がギシギシいってる(最近は鍛練は怠けていた)し、生きてはいるみたいだな

「…!?」

「起きた………?」

はい、起きましたなど言える筈も無く、

「ど、どちら様でしょう?」

「それは……こっちのセリフ……なんで……あんな所に?」

「い…いやあ~それがですね……」

友達が噂のサイトを探してて、それを俺が見つけてしまい、こりゃあチャンスだなぁここであいつより先に見ちまえばあいつが悔しがるだろうなあウヒヒと思いクリックした瞬間にこんな所に居てさっき(多分)狼もどきと一戦交えて来たんだよ~……

「いや、俺にもよく分からないんだよ。」

言えないよ。臆病とかじゃ無く、俺の頭を心配されちまうよ。てゆうかさ、俺は一体誰に訴えてるんだよ。「………?どういう意味?」

説明を求めおった!この娘っ子……中々やりおるな……ってそうじゃ無く……

「実は――」

仕方ないので俺の分かる範囲でここまでの事を話す。もちろん交換条件としてこの世界の事も教えてもらう。この世界は確実に地球じゃ無いっぽいし

「――とまあ、こんなところなんだが。」

「………?」

うん、まあそりゃ、そんな感じになるよね☆

「1つ言っておくけど、頭は大丈夫だからな。信じられないかもしれないけどもさ。」

ちくしょう。何でこんなことになったんだよ!

1.勝手にサイト開こうとした自分のせい

2.変なサイト探しを提案した馬鹿のせい

3.俺のパソコンのせい

「2」

「!?」

「あ、いやごめん。何でも無い。」

危ねえ。てか今の確実に墓穴掘ったな。いきなり目の前で2とか言う奴が正常な訳が無いしな。

「……異世界?」

「そこから!?まあ………この世界って何て呼んでるのか、あとあの狼みたいな奴の事とかも教えて欲しい。」

「…………(こくん)」

頷いた。

「この世界は――」

シャンバラ―神を崇拝している国があれば神などいないと思っている国もある。剣に頼る者、魔法に頼る者、又、他人に媚びて生きる者や、孤高を貫く者等の様々な者や国が造り上げた世界―の事を息継ぎ無しで言っているのでは無いかと錯覚するぐらいすらすらと(無表情)言う彼女に少し恐怖を感じたのは内緒だぜ?

「―と言う感じ?」

「さらっと言うな……。」

今聞いた事を整理すると……

「この世界には3つの国があって、その国が今いろいろある……と?」

「ん………(こくん)」

撫でたい。なんと言うか、こう、撫で回したい。

「何………を?」

はあっっっ!!

「いや別に何も?」

「息が荒い……」

「いや別に何も?」

「その割には……」

「しつこいぞ。別に何も無いんだからそれで良いだろう。」

多分言葉の最後とか途中にハアハアとか言ってたんだろうけどスルーだ。

「で!あの狼みたいなのは何なんだ?」

強引に話を反らす。続ける気なぞ無いからな。

「あの動物は……ファングウルフ……人はあまり近づか無い………危ないから………。」

…………今、何つった?

「危ない?」

「うん(こくん)ヘタすると、体が半分無くなるって……。」

今さっき(多分)一戦交えたんですが?何匹かは狩った気もするんですが?

「うえい?」

「だから……君が倒れてたのはビックリした………。でも………息はしてから引き摺って………頑張って連れてきた……。」

そう言って少し胸を張った。………!?で、でかい!?(何がかは想像の通りなので説明は無し)………てか、引き摺って来ただと?もしや体中痛いのは鍛練不足とかじゃ無くて、

「………はあ………。」

きついなあ………と呟いて俺は布団に潜り込んだ。

そりゃあ引き摺られたら体中痛いよなww

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