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始まり

さて、やはりお約束ですよ

夢を見ていた

それも思い出したくも無い過去の夢。自分の思い通りにいかずに苛立ちを覚えた。そして他人(ひと)を殴る事が快感に変わった。他人を、見下していた。でも変わったんだ…変われたと思っていたんだ…。なのにまた俺は他人を殴る。思い通りに動かす。そして飽きたら………

「うあぁぁぁぁ!!!」

「違う!違う!………あれ?」

気付くと俺は見たことも無いような所に居た。

「ここは?確か俺は……あのサイトを見つけて、アクセスしたら………」

ここに居たのか…。

「どこだよここ………?野原?」

見渡す限りの草、草、草。そこにポツンと俺1人…

「やばい、鬱になりそうだ」

そうで無くても情緒不安定にはなるよ。

「とりあえず、誰かいないのか?」

呟きながら立つ。どうやら体は動くようだ、痛みは無い。しかし………

『何か………いる!?』

人じゃないみたいだ………俺はやはり一人ぼっちみたいだな。

「ふむ、じゃあ人には試せないような技もOKって事だよな」

まあ、試してそっからは自主的に封印してたような代物だけどな

「来ないなら…………こっちから行くぜ?」

俺は腰を低くしてその"何か"に突進していった。

封印とか……厨ニくさっ!!次回、初バトルです

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