きみのメモとわたしのメモ
掲載日:2026/05/28
季節ごとに舞う紙吹雪に
誰かのメモがあったように見えたの
わたしはずっとそのなにかをみたくて
探してた
わたしは わたし
あなたは あなた
分かりあえっこないから
知りたいと思えたあなたのメモを探した
誰かの名前が書かれてあったから
それはわたしでいいのか、違うのかと
どちらでもいいような気もした
本当は想うだけで
君のメモを見られるそんなことだけで
満たされているなんて
気が小さいひとは言えないんだってと
あなたは言ってた
なんとなくわたしもそうだけれどと口籠る間に
小さなメモは紙吹雪の中消えてゆく
祝福の紙吹雪ならいいじゃないか
きみのメモへ わたしのメモをと
いつのまにか見えなくなるまで
口笛吹いて 大好きだよと書いてみた




