裏設定
・勇者と聖女がお星さまになった理由
勇者は妾の子という理由で虐待。
聖女は”真実の愛”の踏み台で冤罪。
関係者は罰せられるも、あとの祭り。
・本来の魔王討伐
聖女が聖剣を創り、それで勇者が倒す。
一ヶ月ほどで終わる。
・魔王討伐の背景
表向き、勇者と聖女は病死ということに。
今まで魔物相手にかなり戦果をあげてきた、傭兵団に魔王討伐の命を出す。
身内に妙な真似をしたらボイコットすること(世界はたぶん終わる)を条件に、それを承諾。
他国の上層部は真相を突き止めるも、狂暴化した魔物の対応で忙しく、制裁を後回しに。
あと、マノンの父親にはかなり同情的(特に娘がいる父親組)。
・マノンの父親
魔物を専門とした傭兵団の団長として、各地を旅していた。
のちの妻と出会って村に骨をうずめる決意をした...のだが、国の不祥事のせいで泣く泣く、ロウに妻子を任せて旅に出る羽目に。
帰ってからは、今度こそ傭兵を引退。
雑魚ぐらいなら余裕なので、主に村の警護をしている。
失くした腕は、魔法でなんとか代用できる(イメージは、ブラック〇ローバーのフエ〇レオン)が、本編の後編では魔力が回復しきっていなかった。
たんまりもらえた報酬は、今後の生活費に。
ダンチョーさんの正体を言い出せないまま、長男が生まれるまで文通は続く。
・ロウにいちゃん
新入りだが、腕は確か。
マノンのことは妹のように思っている。
魔王討伐後は村を出て、マノンの二人目の文通相手になる。
・パレードの背景
マノンの父親の望みは家族と静かに暮らすことなので、不参加。
マノンには同様の理由で、ダンチョーさんも不参加だと説明済み。
・赤い髪の変な男の子
マノンに一目ぼれ。
根はいい子なのだが、教育に悪いやつが身内にいたのが運の尽き。
・その後
国は少々ごたついたが、村は四大精霊王に守られて無事。
数年後、赤い髪の少年が村にやって来るも、鉄壁のガード×地獄のしごきにより、マノンとの対面を果たしたのはさらに半年後のことだった。
「俺と(まずは)友達になってくださいーーーー!!」
「......誰?」