言い換え
言葉の裏にある
心情を
普段感じ取っているかどうか
小説を書いていると
周りからは見えにくい
誠実さが
文章からにじみ出ます
文章はテクニックではなく
観察力と洞察力です
上手な書き方を
頼りにしていれば
一発屋になるのは
火を見るより明らかです
不確かな虚像を
おぼろげに描き
その影を追って文を紡ぐ
上がり下がりの
抑揚と
滔滔とした淀みない旋律
自分は指揮者のように
棒を振り
生み出した魂たちは
それぞれの音を出す
結末は
トリックは
そんな陳腐な
問いはいい
一緒になって
踊ればいい
文を紡いで
行けばいい
言葉はリズムである。
読むときに、口に出さなくても言葉が音に変わり、自然と抑揚がついて響く。
文章を書きながら、自分の頭の中にも同じことが起こっている。
その音が、同じ音階の繰り返しにならないように、言葉を置き換えることがしばしばある。
人の名前の呼び方を、何通りも用意して場面が逼迫したり、感情的になったりしたときにはそれにあった呼び方に変えていく。
あたかも伴奏を変調させるように。
論文ならば、言葉を正確に伝えるために言い換えをしないことが多い。
しかし、物語は流が大事だから言葉の響き、読者の心情の変化を作者が読み取って変化させていく。
同じ言葉を繰り返すと冗長になり、ときには他人を攻撃しているように聞こえる。
そういう場面なら、意図的に使うこともあるだろう。
「アサーション」という言葉もある。
同じ内容を指していても、言い換えによって印象が良くなる。
年末年始は
忙しい方が多いと思います
自分は家に持ち帰ってする
宿題が山のようにあります
昨年も年末も正月も家で仕事しました
あまり出掛けないので
家でのんびりする年が多いです
年末年始は
執筆もしなくては
忙しいうちが華です
構想を練っておくとします
最大限の力を出そうとせずに
60%くらいの力で
取り組むと
途切れずに
続けられます
全力で知恵を絞ろうとして
最高の仕事ができるでしょうか
意味深い仕事は
自分の限界を極めることではないと思います
誰も気づかないような
些細なことも
おろそかにせず
地道が最も凄まじいのです




