表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
155/197

コンピュータ将棋 山田 山田

 コンピュータと人間の5番勝負をネット配信した「電王戦」は、今では伝説の対局といわれるようになった。

 プロ棋士が、いかに真剣に将棋と向き合っているかがわかる場面が随所にあった。

 ある棋士は引き分けに持ち込んで男泣きした。

 恥も外聞もなく、全力を出し切って負ける棋士。

 勝ったが、全身脂汗をかく棋士。

 コンピュータを何百台もクラスタリングしたモンスターマシンとも真剣勝負が行われた。

 ラストの対局は映画にもなった。

 自分はリアルタイムでずっと見ていた。

 将棋の歴史や文化が語られ、コンピュータとどのような距離感をもって、生きていけばいいのかも真剣に話し合われていた。

 人間が指す将棋は見向きもされなくなるのか、プロ制度が破綻するのかなど、興味深い話題を、正面から話していたことが印象深い。

 そして、プログラマーは新しい技術を惜しげもなく世の中に公開することにも心を打たれた。

 技術を発展させることだけを優先して、既成の利益を独占しようとしないのである。

 また将棋の棋士は、勝負を超えてお互いの読み筋を検討し合う「感想戦」をいつも対局後に行う。

 このように勝ち負けの一時的な感情に溺れないところが素晴らしいと思った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ