表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/197

帰り道

 仕事帰りに歩く路上で、いつも描くのは、家族の顔である。

 毎日同じような生活パターンなので、家で何をしているかは想像がつく。

 家路につくと、自分が結構疲れていることに気づく。

 だが、道路に出てしまえば、急に電話がかかってきて3秒で取る必要もない。

 ふう、と一息つくと、みぞおちの辺りがゆるんで脱力するのがわかる。

 電車通勤をしていた時には、周りからの刺激が実に多かった。

 通勤電車には、毎日同じ人が乗っているものだ。

 名前は知らないが、

「あの人またいるな…… 」

 と思う。

 満員電車でぶつかったり、靴を踏んで怒られたり、自分がやられて怒ったりした人の顔はよく覚えている。

 だからといって何もない。

 転勤するときには、ふと、そんな人たちのことを名残惜しく思ったものだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ