レッスン2「ネタ拾い」
それでは元気よく日記講座レッスン2をはじめましょう。
今日のテーマは「ネタ拾い」
日記の内容を左右する最初の工程です。
いいネタを拾うことができればいい日記が書ける、とは限りませんがいいネタを拾うに越した事はありません。
そこでいいネタを拾う方法ですが、誰か教えてください。
ここで終わってはご先祖様に申し訳が立ちません。続行です。
うーん、まあ、そうですね、日常の生活でもちょっとしたネタも見逃さないように、目を光らせておくといいかもしれません。
分かりやすくシミュレートしてみます。
朝、目が覚めると天井のしみが顔に見えた。こいつはネタになる。
ベッドの上で体を起こすと、枕のしみが顔に見えた。こいつはネタになる。
トイレに行くと、パンツのしみが顔に見えた。こいつはネタになる。
キッチンに行くと、幼馴染が裸エプロンで朝食を作っていた。こいつはネタにならない。
「あ、おはよう。よく眠れた?」
とかいいながらトーストをこっちに持ってきた。ちらちらと乳首が見える。こいつはネタにならない。
「今日はいい天気だから一緒にどこか行かない?」
キッチンに向かいながら顔だけ振り向いて話し掛けてくる。尻が丸見えだ。こいつはネタにならない。
「うふふ、この格好どう? 興奮した?」
そう言いながらその場でくるりと一回転した。エプロンがふわりと浮き上がってちんこ見えた。これはもう無理だ。
いかがでしたか。
なんでもない日常でもネタを意識しながら観察すればそこはネタの宝庫なのです。
途中から趣旨が変わってませんか。